「ドイツ」の検索結果

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青春 完結 長編
ゴルトベルク変奏曲!〜天才少年と不眠の伯爵〜 時は18世紀、音楽界のラスボス・バッハ先生が書き下ろしたのは、ただの練習曲じゃなかった! その名も――《アリアと種々の変奏》。でも世間じゃこう呼ばれてる。 『ゴルトベルク変奏曲』! 舞台はドイツ。 不眠に悩む伯爵カイザーリンクのために、ある天才少年が夜な夜な鍵盤を奏でる――その名はヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク、なんと14歳! 「この曲を弾けば、伯爵は安らかに眠れるはず…!」 でもその楽譜、ただの子守唄じゃない。 全30の変奏は、技巧の嵐! 2段鍵盤チェンバロを駆使し、指がもげそうな難易度MAXの超絶技巧! 果たして少年は、バッハの試練を乗り越え、伯爵に安眠を届けられるのか――!? そして時は流れ、20世紀。 伝説は再び目を覚ます。
大賞ポイント 8pt
文字数 29,249 最終更新日 2026.04.19 登録日 2026.03.21
ライト文芸 連載中 長編
デュッセルドルフで生まれ,新潟,エジンバラ,東京と移り住んできた水瀬うたは,16歳で音大附属高校に入学する。 チェロを弾く。 「太い音」が,彼女の音だった。 でも,東京に来てから,音が細くなっていた。 楽器屋に持ち込んだ。 「丁寧に使ってますね」と言われた。 異常はなかった。 異常は,うたの中にあった。「純粋な日本人になりたかった」という感覚を,うたはずっと胸の奥に持ってきた。 炊きたての米の匂い,じいじの縁側の光,新潟の土の匂い──それが,うたにとっての「日本」のすべてだった。 でも,ロンドンのコンクールで演奏後に言われた一言が,ずっと消えない。 "Where are you really from?" 音が鳴らなくなった理由を探して,うたは17歳でドイツへ渡る。 生まれた国の言葉を,1字も知らないまま。 フランクフルトの語学学校で,マンハイムのギムナジウムで,うたは少しずつドイツ語を覚えていく。 言葉が届き始めると同時に,チェロの音も,少しずつ,太さを取り戻していく。停滞は敗北ではない。 前進もまた,義務ではない。 変化を望みながら変化できない身体が,それでも夜の中を歩く。 その事実そのものを,裁かずに描いた物語。
大賞ポイント 6pt
文字数 96,077 最終更新日 2026.05.03 登録日 2026.04.03
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