「答え」の検索結果

全体で1,565件見つかりました。
17
 イギリス人の両親を持つ高校一年生のイヴァン・ファーマーは、生まれは日本、育ちも日本、習慣や言語、そして心さえも「日本人」として生きてきた。  だがイヴァンは、見た目や国籍によって周囲の人々に「勘違い」をされてしまうことが多々ある。  自らの人種と心のギャップに幼い頃から疑問を持ち続けていた。  そんなある日、イヴァンの悩みを理解してくれる人物が現れた。  彼が働くバイト先のマニーカフェに、お客さんとして来店してきた玉木サエ。  イヴァンが悩みを打ち明けると、何事にも冷静沈着な彼女は淡々とこう答えるのだ。 「あなたはどこにでもいる普通の男子高校生よ」  イヴァンにとって初めて、出会ったときから自分を「自分」として認めてくれる相手だった。進路についても、深く話を聞いてくれる彼女にイヴァンは心を救われる。  だが彼女の後ろ姿は、いつも切なさや寂しさが醸し出されている。  彼女は他人には言えない、悩みを抱えているようで……  自身のアイデンティティに悩む少年少女の苦悩や迷い、その中で芽生える特別な想いを描いたヒューマンストーリー。 ◆素敵な表紙絵はみつ葉さま(@mitsuba0605 )に依頼して描いていただきました!
大賞ポイント 10,679pt
文字数 82,151 最終更新日 2024.05.23 登録日 2024.04.30
俺は恋をした。しかし相手は主人公のようにモテまくるやつの幼馴染みだった。俺は諦めようとしたときに森田の幼馴染みで俺の好きな人である長濱さんと体育館裏にいるのを見つけた。俺はショックを受ける炊けたと分かっていても隠れてその様子を見守った。きっとどっちが告白してもうまくいくだろう。心の奥がギシッと痛む。だがこれで諦めがつく。 だが俺の予想とは違った答えを森田は出した。 「ごめんな幼馴染みとしてしか見えないんだ」 そう言って森田は申し訳なさそうな顔をして去っていった。俺は森田は長濱さんのことを好きだと思っていた。だが結末は違っていた。俺は長濱さんに申し訳ないと思いつつもまだチャンスがあると思い諦めるのはやめた。ここで慰めた方がいいんじゃないかって?そんなことしたら盗み見ていたことがばれるし、下心満載だと思われるから最悪嫌われる可能性もある。たからここてはでは出ていかない。だから静かに俺はここを去った。これは長濱さんと俺の距離か少しずつ近寄る物語である。
大賞ポイント 1,613pt
文字数 46,898 最終更新日 2024.05.15 登録日 2022.06.21
ある日、僕に妹が出来た。 その妹は「お兄ちゃんは七日後に死ぬわ」そう言った。 その翌日に同じような境遇の女の子と出会い、僕らは共に六日後を目指すことになる。 僕らはどうなってしまうのか。 僕の答えを探す六日間が始まる。
大賞ポイント 1,571pt
文字数 63,144 最終更新日 2024.04.07 登録日 2024.04.07
高野つかさの恋人である朝霧さやかは、生まれた時から耳が全く聞こえなかった。けれど彼女はいつも明るく、耳が聞こえない事など一切感じさせない性格であったため、つかさは彼女のその姿が本来の姿なのだろうと思っていた。しかしある日の事、つかさはあるきっかけから、さやかが密かに心の中に抱えていた思いに気づく。ある日つかさは何のけなしに、「もしも耳が聞こえるようになったら、最初に何を聞いてみたい?」とさかかに質問した。それに対してさやかは、「あなたの声が聞きたいな」と答えた。その時の彼女の切なげな表情が忘れられないつかさは、絶対に自分がさかやに“音”をプレゼントするのだと決意する。さやかの耳を治すべく独自に研究を重ねるつかさは、薬を開発していく過程で、さやかの耳に隠された大きな秘密を知ることとなる…。果たしてつかさはいつの日か、さやかに“音”をプレゼントすることができるのか?
大賞ポイント 758pt
文字数 85,528 最終更新日 2024.05.23 登録日 2024.04.28
【これは愛か執着か】 十七歳の優里は家出少女だった。 橋の下、通称《身寄せ橋》であと腐れのない関係を築き、居場所を求めてさまよう。 身を売ることで日々生き繋いでいた。 ある夜のこと、老若男女が住み着いた《身寄せ橋》から人がいなくなる。 誰もいなくなった《身寄せ橋》で、男に捕まり連れ去られてしまう。 二人きりの生活で、優里は逃げようと奮闘するが……。 「蓮って、そんな風に笑えるんだね」 「笑う……か。それは皮肉なことだな」 同じ時間を過ごしていくうちに男の秘められた過去を知り――。 「何も知らないくせに! あたしは変わったの! 強くなったの!」 どうせ、誰もあたしの叫びに答えはしない。 あたしに居場所なんてないのだから。 「一度は警告を出してるんだ。傷つく覚悟は出来てるはずだ。わかってるよな?」 利用価値がないと見捨てられてしまったら、あたしは生きていくことが出来なくなってしまう。 あたしの居場所はどこ? さまよい歩き、今日も囚われる。 【あたしたちは夢なんか見ていられない】 ――だけどね、幸せはあきらめられないから、希望をみるんだよ。
大賞ポイント 179pt
文字数 72,593 最終更新日 2024.05.19 登録日 2024.04.29
【完結しました】 ごくフツウな小学生「龍」には親友がいる。 何でも知っている、ちょっと嫌なヤツだけど、先生に質問するよりずっと解りやすく答えてくれる。 だから「龍」はそいつに遭いに行く。 学校の外、曲がりくねった川の畔。雨が降った翌々日。石ころだらけの川原。 そいつに逢えるのはその日、その場所でだけ……のハズだった。 ある暑い日、そいつと学校で逢った。 会話するまもなく、そいつは救急車にさらわれた。 小学生「龍」と、学校の外だけで会える友人『トラ』の、何か起きそうで、何事もなさそうな、昭和の日常。
大賞ポイント 23pt
文字数 126,473 最終更新日 2021.05.27 登録日 2021.04.17
尾羽山には薬師と呼ばれる存在がいる。薬師りくに山で拾われた小和は、麓町の茶屋「碧水屋」に預けられた。拾われて十年、碧水屋では秋の茶会の準備が始まる。茶屋の姉さんに将来のことを尋ねられ、小和は、命の恩人であり育ての親でもあるりくと茶屋のおかみさんに、どうにかして恩返しをしたいと思っていた。 ある日、小和は山の中腹に建つ女学校の教師、笹岡に、山で流行る病「三角」について尋ねられる。化生の存在など、山の秘密を知らないものに、不用意に答えかけてしまった小和は、その帰り道、山の濃い気配に襲われ、倒れてしまう。 山で拾われた少女が、大人達に見守られながら少し成長する物語。 ※こちらの作品はカクヨムにも投稿しています。
大賞ポイント 15pt
文字数 66,171 最終更新日 2024.05.17 登録日 2024.04.23
短編完結済 第6回ほっこり・じんわり大賞【149位】作品! 公認会計士である栗原悟(くりはらさとる)は叔父の会計事務所から独立し、東京の高尾に借家にて、事務所を構えることにする。 会計士であるが故か、費用を抑える為に安い良物件を選んでしまう悟だったが、実はこの借家……当然訳あり物件であった。 が、そんな事は気にもしない悟。 悟は初夏のある日、最寄りの公園で白い子猫を拾ってきてしまう事に……。 1年間たったある日……その愛猫のシロは突然行方不明になってしまう。 その心の穴を埋めるように、白井心愛(しらいここあ)と付き合うことになった悟だが……。 実はその白井、愛猫のシロが人化した姿で……⁈ 更にはこの貸家には他にも色々秘密があり……。 優しく真面目な好青年である公認会計士の悟と、天真爛漫で理屈なく一瞬で答えを探すチェック能力を持つ猫娘の白井が送る、ほっこり癒し系の怪奇譚! 今ここにゆるーく開幕! ※この作品は投稿サイト【ノベルデイズ・なろう・エブリスタ】様にも投稿している短編【ありがとうを君に……】を改良したものになります。 この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
大賞ポイント 14pt
文字数 28,740 最終更新日 2023.07.26 登録日 2023.06.20
塾講師のバイトを終えたワタルは、いつものようにいきつけの喫茶ジャスティを訪れる。そこにいたのは沙樹だった。普段ならこんな遅い時間に見かけることはない。 違和感を覚えながらも話しかけると、沙樹から思わぬ答えが返ってきた。 それを聞いたワタルは、自分の本当の気持ちに少し気づき始める。   ☆  ☆  ☆ オーバー・ザ・レインボウシリーズです。 結婚話を書いたあとですが、時間を戻して大学時代のエピソードを書きました。 今回はふたりが互いの気持ちに気づき始めるきっかけとなったエピソードです。   ☆  ☆  ☆ ほっこりじんわり大賞の関係で、エピローグのみ6月中に公開しました。 先に公開した『夕焼けと花火と』の連載終了後に続きを公開していきますことをご了承ください。
大賞ポイント 10pt
文字数 9,969 最終更新日 2023.07.17 登録日 2023.06.30
高校一年の春、神代薫(こうしろかおる)は二年生の金住やすみ(かなずみやすみ)から突然、文芸部に入らないかと誘われる。 最終的に文芸部に入部した薫は、やすみからこの一年間の課題として、 『物語の意味』について自分なりの答えを出す事を提示させられた。 これは、ある男子高校生が最初の一年間の高校生活の中で自分なりの物語の意味を見つけていく青春ストーリー ※カクヨムで掲載したものをそのまま移植しています ※2021年8月31日に掲載終了したものを第2章以降を追加して改めて掲載しています。4月17日以降、毎日更新していきます。追記:5月4日更新の第33話をもって完結しました。
大賞ポイント 4pt
文字数 71,376 最終更新日 2022.05.04 登録日 2021.08.11
――月が、綺麗ですね。 ―――いつかあの世で返事を聞かせてほしい。 臨終の床にある彼女の言葉に、私は何も返事をすることができなかった。 だって、私は、彼女の思いに答える資格もない器械(おもちゃ)だから。 魂なんてなくて、 死んだ後は、無になるのだから―― そして、彼女を失い、自棄になった私を救った大切な親友。 その命すらも、消えようとする時、 脳裏に浮かんだのはかつての彼の言葉。 ――願いを確実に叶えてもらう。神様への願いの伝え方が存在しているんだって。 ごめんなさい。私は、あなたたちから受けた愛を、仇で返します――。 *********************** 「約束しましょう、柾。私は、何があっても必ず、彼女の傍にいます」 親友と交わしたその約束は、 ロボットである私には、簡単に果たせるはずのものだったのに――。 人間の女の子とロボットのウサギ。 結ばれるはずのない、切ない恋。 そして、神主の彼との大切な友情。 みんなを奪っていこうとする残酷なこの世界に、神様なんていないのか。
大賞ポイント 3pt
文字数 106,387 最終更新日 2024.03.27 登録日 2024.03.11
宮崎泉は誰もが認める美少女である。彼女は容姿だけではなく天使のような心も持ち合わせている正に女神と呼ぶにふさわしい存在だ。ただし、勉強は人並み以上に苦手としていた。 奥谷信寛は演劇部に所属する容姿端麗で運動も得意で後輩からも慕われている。くしくも、宮崎泉と同じように勉強は苦手のようだ。 山口愛莉は常に一人で行動をしているような生徒である。本人は全く気にしていないのだが、昔からいじめ被害に遭っている。ただ、本人は割と強い精神の持ち主なのでいじめに屈することは無かった。そして、この高校で誰よりも頭が良い生徒であった。 宮崎泉と奥谷信寛と山口愛莉は幼稚園の頃からずっと同じ学校に通っているのだが、高校三年生になるまでお互いに深く関わることも無かったのだ。 宮崎泉は奥谷信寛の事が好きだったのだが、奥谷信寛は宮崎泉の気持ちには気付いておらず、気付いていたとしてもその気持ちに答えることは無い。 周りの生徒や後輩たちは宮崎泉と奥谷信寛の美男美女が付き合えばいいのにと思ってはいるのだが、その思いは奥谷信寛にとっては余計なお世話でしかない。 その時、中高生の間で流行しだした「恋愛アプリ」を使うことによって自分の気持ちに素直になる三人。好きな相手の名前と生年月日と血液型を登録することによって相手と相互関係になることで両想いと認定されるのだ。両想いの相手とアプリを通してやり取りをすることによって貯まったポイントは普段の買い物でも使うことが出来、何かとお金のない中高生にとっては無くてはならないものであった。何より、その性質上、素性のわからない相手とは両想いにならないという点は安心感を与えたのである。 三人の素直な気持ちが「恋愛アプリ」によって思わぬ方向へと進んでいくのだが、その結末は必ずしも幸せであるとは言い切れないのかもしれない。 この話は「小説家になろう」「ノベルアッププラス」「カクヨム」にも投稿しております。
大賞ポイント 2pt
文字数 209,659 最終更新日 2021.09.13 登録日 2021.07.29
 三月、冬の余韻が残る中、中学校の教室では卒業の準備が進んでいた。  担任の奥田賢治は、活動の一区切りがついたタイミングでクラス全員を呼び集め、突然「最後の宿題」を告げる。  生徒たちは戸惑いつつも質問を投げかけるが、奥田は答えのない宿題であることを説明し、個々の解答を重視すると伝える。  生徒たちの反応はさまざまだが、奥田はそれでも宿題に意味があると考えて前振りとして自身の性格について語り始めることを決意するのだった。  奥田賢治は、なぜ、今、このタイミングで宿題をだそうとしたのか?自身の実体験を生徒達に伝える意味は?全ては、最後に明かされる。  
大賞ポイント 2pt
文字数 15,523 最終更新日 2024.04.14 登録日 2024.04.14
青春 連載中 短編
<内容紹介> 狭い闇に一昼夜閉じ込められると人はどうなるか?この話に答えがあるかも。 <人物紹介> 奈美子 三十路の会社員。独身、三峰俊郎をずっと片思い。 三峰俊郎 美奈子と同じ会社のサラリーマン。受け付け嬢のエミと交際中。 エミ 上の彼らと同じ会社の受け付け嬢。三峰俊郎と交際中。 掃除のおばさん 人生に不満だらけの中年女性。ぐうたらな亭主がいる。
大賞ポイント 1pt
文字数 8,356 最終更新日 2022.12.24 登録日 2022.12.21
ライト文芸 連載中 ショートショート
この世界の答えを。
大賞ポイント 0pt
文字数 5,736 最終更新日 2024.03.01 登録日 2023.03.22
幼女の名は逢瀬瑠璃という。その日、幼稚園が終わってからいつも通り母親の迎えを待っていた。だが、今まで1度もそんなことはなかったのに、園児たちがみな帰ったあとも姿を見せなかった。毎日、帰る道々幼稚園での出来事をおしゃべりするのが楽しみだったし、今日も話すことが今にも破裂しそうな風船のように、瑠璃の心を満たしていた。  そろそろ寂しさも限界に近づき風船もしぼみかけた頃、幼稚園の門の前に一台のタクシーが止まった。降りてきたのは瑠璃の父親だった。瑠璃にとり、それはとんでもないサプライズで、サンタクロースのプレゼント並みの喜びだった。  満面に笑みを湛え父親に飛びつく瑠璃だったが、「お帰り」と抱きかかえた父親の言葉は素っ気なかった。何から何までいつもと違うことに、瑠璃は不安を覚え、どうしたのと父親に問うた。しかし答えを聞かされないまま、待たせていたタクシーに乗せられた。 行き着いた先は病院だった。病室のベッドには頭を白いネットで覆われた母親が眠っていた。今朝一緒に幼稚園まで来て、じゃあねと別れたときからは想像のできない姿だった。瑠璃は全く理解ができなかった。流れる涙をそのままに、母親のベッドの脇に立っていた。  翌日、母親は意識を取り戻すことのないまま、死んだ。兄とともに泣きじゃくる瑠璃だったが、葬儀の日からぴたりと泣かなくなった。それがむしろ参列者の涙を誘った。瑠璃が4歳のときのことだった。 都立下恋雀(しもれんじゃく)高校は、港東区にある中堅レベルの進学校だった。文武両道、自主独立を教育方針とするのは都立ではごく当たり前だが、そんなことよりも校舎を新築したことが、地味だったこの学校を一躍人気校にした。  瑠璃は、都立には珍しく、図書室に続く廊下と、そこに面したテラスにカフェテリアのあることが第一に気に入った。成績的にはもっと上の学校を狙っても良かったが、そういう訳でここを第一志望校に選びトップで合格した。 瑠璃の名は、ラピスラズリが好きだった画家の去来が付けた。それを知った瑠璃のともだちはらずりと呼んでいる。 これは、高校2年生の瑠璃を取り巻く友人たちや的屋たちとの関わり、また瑠璃の、家族との関わりを通じた成長の物語である。 登場人物たちの軽妙なやり取りや少しのユーモアもお楽しみください。
大賞ポイント 0pt
文字数 99,887 最終更新日 2023.04.30 登録日 2023.04.30
青春 連載中 長編
『君のセカイは何色だい?』  ボクの質問に、あの時彼はこう答えた。 『決まってるだろ……このセカイは、桜の葉まで××色に染まってる……』  セカイは醜く残酷な現実を描き、彼の心を停滞させるように、たった一色に塗り固めてしまった。  けれど、もし彼が『運命を切り開く』ことができたなら……  十人十色の少年少女が奏でる青春群像劇、ここに開幕――
大賞ポイント 0pt
登録日 2024.04.22
17