「ポスター 文字」の検索結果

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高校に入学して半年経っても、いまだ友達もできず冴えない地味ぼっちの私。 ある日、掲示板で目にした短歌部のポスターに書かれた短歌が妙に気になり、思い切って部室を訪れる。 しかしそこには怖そうな金髪男子が。 こんな不良みたいな人が部員? 無理! 逃げよう! しかし試しに作った短歌を部長である眼鏡男子に褒められ、 あれ?もしかして私って才能ある? という思い込みと、ぼっちゆえの人恋しさから結局は短歌部に入部することに。 そして私の短歌部活動生活は始まったのだった。
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文字数 108,247 最終更新日 2018.03.25 登録日 2018.03.02
恋愛 連載中 短編
「さあ、ホームルーム始めるぞー」 そう言って入って先生は教室に入ってきた。ざわざわ騒がしかった教室も静かになりホームルームが始まった。 (キーンコーンカーンコーン) ホームルームも終わり、人生をかけてるといっても過言ではないような勢いで部活に行く生徒や、友達同士でこの後の予定を死ぬまで話すのではないかと言わんばかりのテンションで話すものを横目に帰る準備をする。ちなみに僕は...静かに一人で帰って小説を読む。僕は小説が大好きな二次元に恋をする高校二年生、山森陽だ。あの独特な世界観を文字だけで表現する作者には尊敬しかない。 「さて、帰るか」 と帰ろうとした時、僕はある違和感を感じた。みんなが帰る中、一人だけ机に腕を組み、その腕の上に顔を伏せて寝ている生徒が一人いたのだ。さて、どうしたものか、「もう、ホームルーム終わりましたよ」と、言おうか、それとも無視をして帰るか。僕は前者を選んだ。 「もう、ホームルーム終わったけどぉ」 その上げた顔を見て驚いた、なぜなら、”超絶美女”と言う言葉では言い表せないほどの美しい女子生徒だったのだ。ただ、僕はこの人のことを知っている、名前は水蓮ノア、この人のことを知ったのは高校入学の翌日だった。 四月十日、まだ桜のつぼみが開く前の日にその事件は起こった。 「おい!廊下に変なポスター貼ってあるぞ!」 僕のいた教室1年A組にその声は響き渡った。ぞろぞろと廊下に出る生徒それにつられて他のクラスの生徒も様子を見に廊下に出た。 「1年B組の水蓮ノアさんのことが書いてあるぞ」 そう、そのポスターには水蓮ノアという名前がでかでかと書いてあり、その下にはこう書いてあった。 (水蓮ノアと喋るな、喋ると不幸が起こる) とその情報は一日もたたないうちに広まった。その情報を確認しようとする生徒を無視する水蓮さん、そんなことをしたらついたイメージが悪化することは誰でもわかることだろう。悪化したイメージでついた水蓮さんのあだ名は”声なし姫”声を発さない事からついた名だという。 少し記憶をさかのぼっていたらいつの間にか教室には僕と水蓮さんしかいなかった。 「ぇ、ぁ」 「え?今、喋りまし、、」 僕が喋ろうとしたら逃げるように去っていった。それにしても 「きれいな声だったなー」 と僕は思った。 家に帰った僕は小説を読み始めた。僕はいつもは一時間は集中して読み続けていられる。だが今日は十分も集中できなかった、今日のことが頭から離れなかったのだった。
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小説 185,483 位 / 185,483件 恋愛 56,281 位 / 56,281件
文字数 10,734 最終更新日 2021.08.09 登録日 2021.08.04
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