「工場見学」の検索結果
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この世に生まれ落ちてから24年間。
あたしは誰かの“一番”になんてなれたためしがない。
歴代の元カレどもにも、両親にも。
あたしはいつも“二番手”だった。
『希々花の人生なんて、そんなもん』
そう思ってきたけれど――。
そんなこと言ってる場合じゃなくなった。
早く誰かの“一番”になってさっさと結婚しないと、実家に連れ戻されて女将にされちゃう!
だからあたしは、別の女に長い片想いを拗らせている男になんて堕ちてる場合じゃない!
このイケメン課長には、絶対堕ちてはいけない。
「――で、何が欲しいんだ?」
欲しいのはあなただけ。
森 希々花―Mori Nonoka―(24)
トーマビール工場見学ツアーアテンダント2年目
不思議な関西弁を話すが、素になると博多弁に
実家は博多の老舗料亭【森乃や】
×
結城 晶人―Yuki Akito―(32)
親会社から出向中のエリート課長。
希々花の先輩アテンダントを想っている。
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▶Attention
※本作は『あいにくですが、エリート御曹司の蜜愛はお受けいたしかねます。』のスピンオフ作品となっております。
本作だけでもお楽しみいただけますが、『あい蜜』のネタバレを含んでおりますので、未読の方はお気をつけください。
※Rシーンが入る章や節には「***」をつけております。閲覧は自己責任でお願いいたします。
※表紙はイラストAC様からお借りした画像を編集いたしております。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※他サイトからの転載作品。
※※森ちゃん&晶人ファンの方は、読まない方がいいかも…?汗
文字数 153,208
最終更新日 2022.11.21
登録日 2022.11.01
良質なタンパク質を作り出すある植物が、
人口増加にともなう食糧問題を解決した。
『バロミート』は世界中で生産され、
いまではあらゆる地域の食卓に並んでいる。
世界で最初に試験を行った施設は、
現在では歴史資料として遺されている。
私はいま、その施設にいる――。
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他サイトでも重複掲載。
https://shimonomori.art.blog/2022/04/02/baromeet/
文字数:約3,000字(目安5~10分)
※読了目安は気にせず、まったりお読みください。
※本作は横書き基準です。
1行23文字程度で改行しています。
登録日 2022.04.02
編み直された古いセーター……。古いしきたりと慣習の残る京都……。地方出身の優人と京都で育った織絵との出会いと付き合いの間には、着古したセーターがあった。
一枚のセーターは草野優人の生い立ちと、仲の良い家族のことを語り、やがて優人の弟賢人や、草野家の家族との付き合いへと進展していく……。
編み物を伝承するには、現在では誰でも同じように編むことができる編み図(パターンとも云う)があるが、草野優人の祖母も母も、編み図など無くても、セーターやマフラーを編んでくれていた。
優人も弟の賢人も妹の美与も祖父も父も、祖母や母が編んでくれた物を身に着けていた。
父のセーターが解きほぐされ、編みなおされて兄弟のセーターになる、子供たちは、それを喜んで愛用し続けていた……。
食品会社の研究室に勤務している草野優人は、工場見学に来た大学ゼミの学生たちの案内役を命じられた。工場見学に来た食物栄養学科の学生の中に副島織絵がいた。
織絵は卒業後、弁当惣菜関連の会社に就職した。機会があり優人に仕事上の相談を持ち掛けた。
織絵は相談を受けてくれたお礼に、優人にセーターをプレゼントしようとする。
自分でセーターを編めない織絵は、セーターを探し回り、最後に編み物専門のネットショップに巡り合う。
手芸店やネットショップのひと達の編み物に寄せる思いが、優人の亡くなった母の想いを織絵に教えた。(全てフィクションです。)(連載11回)
文字数 31,654
最終更新日 2024.03.17
登録日 2024.03.17
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