「弾きたい」の検索結果

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『―――瑞葉、君のヴァイオリンの音色は僕にとっての初恋だ』 修也と瑞葉は西朋高校の音楽科に所属していた。 修也と瑞葉は幼馴染であり、ともに音楽を学んだ仲でもある。 だが、才能とは非情なもので、瑞葉は天才ヴァイオリニストとして名を馳せていたが、修也のピアノはいまいち伸びることがなかった。 だが、瑞葉は「自分の曲を弾きたい」という悩みから、修也はピアノをやめ、作曲を勉強するようになる。 高校2年生の梅雨が明けた夏の日、瑞葉は突然「ウユニ塩湖」に行きたいといい始めた。 高校生であった修也は「まだ無理だろう」と聞き流していた。 そして夏休みとなり、地元の夏祭り日。 瑞葉は交通事故に巻き込まれた。 車に同乗していた両親、そして弟は即死。彼女は右腕を失う大事故となってしまう。 修也は彼女を助けようとしたが、もはやそれが叶うことなく、彼女は術後すぐに病院の屋上から自殺してしまう。 修也はあまりのショックで、彼女のために書き上げた楽譜をすべてしまい込み、そして人生すらも塞ぎ込んでしまった。 それから3年が経ち、修也のアルバイトをするイタリアンレストランで、星宮という音大に通うピアニストと出会う―――
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文字数 8,595 最終更新日 2021.01.04 登録日 2021.01.04
宝月響夜(ホウヅキ キョウヤ)17歳。 家は楽器屋で幼い頃から楽器に触れて父のようにカッコよく弾きたいと思っていた響夜だが、何年間も努力したが彼にはあらゆる楽器を弾く才能がなく挫折してしまう。 そんな時、とあるゲームを始める。 VRMMORPG『フロンティア・スピリッツ・オンライン』通称『FSO』。 そのゲームはプレイヤー達が人が住んでない魔獣が犇めく名もない大陸を様々な困難に立ち向かいながら開拓していくゲームである。 プレイヤーは新しく発見された調査隊の一員として海を渡り新大陸に降り立つところからゲームが始まる。 正式サービスが始まって約3年の月日が流れた。 何もなかった大陸はプレイヤーの手により開拓が進んでいく。 村ができ、町ができ、プレイヤーの手によりいくつかの国ができた。 国の運営に尽力するプレイヤー、未開の地を開拓するプレイヤー、生産に没頭するプレイヤー等様々な遊び方があった。 宝月響夜はFSOの超不遇職『ミュージシャン』。誰からも必要とされない存在のためソロで旅をしていた。 FSOでは最初はプレイヤー全員が『冒険者』でスタートしてレベル10を越えると様々な職業を選べるようになりレベルを上げていくと選んだ職業に応じた『スキル』や『魔法』を獲得する事ができるが、一度職業を選ぶとレベルリセットしない限り(超レアアイテム職業転生アイテムを使用に限りレベル引き継ぎで可能)は職業を変えれない仕様だ。 俺は即効でレベル10に上げてPVで一目惚れした『ミュージシャン』という職を選択したが・・・この職業は超がつく不遇職だった!!! ミュージシャンの攻撃手段は楽器等を使った音響攻撃。 攻撃範囲は広いが攻撃力がクソ! 生物以外は攻撃力半減でクソ! 支援魔法も使えるが魔導士に比べればクソ! 楽器の中には銃に変形するのもあるがサービス開始から1年もせずに銃を扱う本職が追加されてしまい、手数が多いが攻撃力が低いとされる2丁拳銃にすら劣りクソ! 追い討ちをかけるように爆響竜『ディエロスピッター』というエリマキトカゲのような姿で音を操る魔獣が登場。 その魔獣はミュージシャンの上位互換のような存在の上にディエロスピッターの攻撃を弱体化するアイテムがミュージシャンにも有効である仕様だったためにミュージシャンは不遇職から完全に死職となった。 新規勢には見向きもされず、古参からは『スピッターを見習えよ!あっ、逃げ足を見習えとは言ってないぞwww』と馬鹿にされ続けていた。 運命の日、未開の地を探索中に見たことがない魔獣に襲われるがFSOトッププレイヤー『聖銀のマリア』に助けられる。 響夜はお礼を言うがマリアは興味が無さげにドロップアイテムすら拾わずに立ち去ってしまった。 響夜は落ちていたドロップアイテムに手を伸ばすと!!!
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小説 185,352 位 / 185,352件 ファンタジー 42,579 位 / 42,579件
文字数 9,741 最終更新日 2021.04.25 登録日 2020.05.19
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