「挙がっていた」の検索結果
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主人公、化け狸の琴音は、平安時代に現世(人間の住む世界)へと渡り、術者の清才の女房として尽くした。
なんらかの原因で命を落とした琴音は、隠世(妖が住む世界)へと転生をし、再び現世へと渡った。しかし、そこは既に琴音の知っている世界ではなく、琴音が死んでから約千年が経った現代だった。
琴音はそこで術者のパパと龍壬、座敷童子の静と家族となり十六歳の人間の少女として育てられる。
ところがある日、パパが何者かによって瀕死状態とさせられ、琴音も妖捕獲令の発令によって共存陰陽隊という組織から追われる身となってしまう。
一人となった琴音が辿り着いた先は、清才の子孫――時雨が管理する屋敷であった。
共存陰陽隊の幹部でもある時雨は、なにも知らない琴音に共存陰陽隊の現状を話し出す。
総指揮官の盃が余命宣告されたことにより、後継者問題が浮上しており、更に妖捕獲令の発令によって共存陰陽隊内が分裂して混乱を極めている中で起こったパパの瀕死事件。
また、共存陰陽隊内から続出する行方不明者の中には、家族である龍壬の名前も挙がっていた。龍壬がパパの瀕死事件に関与していたことを知った琴音は、清才と同じ容姿でありながら、性格に難ありの時雨に翻弄されつつ、人間たちの思惑に巻き込まれていく。
※大学の卒業制作で執筆した長編小説です。
※BL表現あり。
登録日 2016.03.01
悪役令嬢の涙を書き直し作品です。
父と母が事故で亡くなったのが地獄の始まりだった。
女では爵位を継ぐことが出来ないため、ティアたちの叔父が男爵家を継ぐことに。
すると叔父たちはティアを元男爵令嬢との扱いで、使用人としてこき使うようになる。
まともな食事すらもらえず、婚約すら破棄させ、自分の娘ラナと婚約するように叔父たちは画策しだす。
そんな環境からなんとか婚約者であるカイルに助け出され、花嫁修業と称し王立の学園の寄宿舎へ逃げ込む。
ただそこにはかつてカイルの婚約者候補に挙がっていた幼馴染のリーリエ。そして未だに婚約者の座を狙うラナがいた。
愛するカイルのため、このまま婚約を継続したいティアに更なる難関が――
*この作品はフィクションであり、もしかするとご都合主義な場合もございます。
文字数 63,805
最終更新日 2023.04.20
登録日 2023.03.31
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