「永眠しました」の検索結果

全体で2件見つかりました。
2
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」 長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。 だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。 ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」 *思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
24h.ポイント 99pt
小説 10,158 位 / 185,532件 ファンタジー 1,469 位 / 42,679件
文字数 33,575 最終更新日 2023.09.28 登録日 2023.04.03
BL 完結 ショートショート
 良い思い出は一つも無かった。  だけど、これだけは言える。  今、私は生きてる。  だからこそ、これからの人生を過ごす。  ”ありがとう”なんて感情は無いから言わない。  だから、この言葉を贈りました。  ”人間、出会うから別れが来るんだよ”    ”今まで、よく頑張ったね。お疲れ様”  その言葉に、母は頷き”ありがとう”と応じてくれました。  生まれて初めてだったんです。  最初で最後の言葉。  初めて、母の口から”ありがとう”と言葉を貰いました。  言って欲しかったんだよね。  でも、誰も言わなかった。  私なら言えるから、”よく頑張ったね、お疲れ様”と言ったまでです。  ”来世では会えるかどうかは分からないけど、元気でね”  その言葉を最後に言うと、穏やかな表情をしていました。  まるで私を虐めていた頃は無かったよ的な感じでした。  貴方に包丁で刺された痕は、まだしっかりと残ってる。「金が掛かる」と言って病院に行くなと言われたからね。 行っても数針縫うだけだし。 だから、私は自分の身体を見るのが嫌なんです。  その翌日、母は永眠しました。 今年の2月22日に、私の母は他界しました。 その私の思いを文にしました。 本当に、感謝の念なんて無い。 それは、彼等にとっても同じ事でしょう。 勝手にイタリアに連れて来られ、挙句の果てにはドイツへ。 ドイツでは、自分たちに日の目を見る事を許してくれた。 生きる術をも教えてくれた。 だからこそ、彼等は生きている。 自分の生きたい道を。 真摯な思いを、頑ななジュニアは受け止めてくれた。 私だって、私の生きて行きたい道を突き進んで生きたい。
24h.ポイント 0pt
小説 21,317 位 / 21,317件 BL 954 位 / 954件
登録日 2018.07.12
2