「退席」の検索結果

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侯爵令嬢ルイーズは卒業記念パーティで一方的な婚約破棄を宣言される。 どうにか婚約者を言い負かしたものの、もはや疲労困憊。 退席しようとする彼女に、第二王子ステファンが近づき愛の言葉を囁く。 「私の妻になってほしい。君を愛している」 芝居がかった仕草で右手を握られ、指先と指先が絡み、彼の体温と汗が伝わってくる。 次いで隣国の王子チャムカが、王宮魔術師のアズベルが。 「僕は君のことが好きなんだ」 「ずっと前から君のことを想っていた、オレと付き合ってほしい!!」 困惑するルイーズに彼らからの愛の囁きが追い打ちをかけていく。 お気持ちは嬉しいですが、それは今言うことですの? その気のないルイーズは彼らの求愛にただ辟易とする。 更に【ある人物】からの思わぬ告白。 守り抜いた侯爵令嬢としての矜持は砕け落ち、ルイーズの本音が露わになっていく。 彼女が最後に愛した男性は、いったい誰? 婚約破棄直後のドタバタを描く、困惑と苛立ちの求愛ストーリーです。 ■婚約破棄の描写はほぼ導入だけ。その後に起こった出来事が主のお話です。 最後はハッピーエンドです。 設定などゆるめのシチュエーション重視。お気軽にお読みください。 ■小説家になろう・カクヨム様でも掲載しています。
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小説 185,340 位 / 185,340件 恋愛 56,294 位 / 56,294件
文字数 18,293 最終更新日 2022.11.06 登録日 2022.11.04
SF 完結 長編
 この作品は解離性同一性障害(多重人格)の天才科学者が仲間の協力を得て地球温暖化防止に挑戦する物語です。二〇三〇年の日本を舞台としたフィクションです。  先踏醍醐(ダイゴ)は指導教授出雲から環境に関するWEBグループセッション参加を依頼される。当日は出席者十二名の内七名が顔出しせず、議事進行おかまいなく好き勝手に発言。途中で全員同時に退席し、会議は中断になる。ダイゴは翌日会議の続きを対面で行う旨連絡を受ける。  ダイゴは指定された会場に赴く。そこでメンバーの一人、海街(うみまち)デスティニーは多重人格で、中途退出した六名は彼女の別人格であることを知らされる。  デスティニーは地球温暖化防止プロジェクト「マクハリ計画」のリーダーだが、精神活動が低調で計画を遂行できない。出雲はバーチャル・リアリティでデスティニーの病気を治し、計画を再開させようと目論む。  デスティニーは障害と向き合うため、ダイゴとともに出雲の開発した仮想空間経由で自らの深層意識に入ることを決意する。デスティニーは精神世界「海街」で多重人格の一因である虐待経験を克服する。占い師から海街の西で探し物が見つかるとのお告げを聞き、二人は「カーネル・タウン」に向かう。  デスティニーの不調は元気の源である別人格リバティの行方不明が原因と判明する。リバティは終末論者の別人格ジュラに支配されていた。デスティニーはリバティを取り戻すためジュラとルーレット対決をするが、仮想現実システムの強制終了で勝負は中断。デスティニーはその後足取りがつかめなくなる。ダイゴはデスティニーを探し出し、最後のチャレンジを仕掛ける。  デスティニーは障害を克服、太陽光反射シートによる地球温暖化防止の仕組みを完成させる。
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小説 185,340 位 / 185,340件 SF 5,123 位 / 5,123件
文字数 121,677 最終更新日 2023.09.27 登録日 2023.09.06
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