「20代 プレゼント」の検索結果

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私は超高齢出産で生まれた。母とは、祖母と孫くらい歳が離れている。 だから、こんな日が人より早くやってくる。覚悟はしていたけれど、まさか20代で来るなんて…。 そう。母の認知症が一気に進んだ。 10年前まで、好きなことも、生き甲斐も、みんな隅っこにやって、ただただ一生懸命育ててくれた母。 とっても逞しく、私たちを影に日向に守り続け支えてくれた母。 いまは、駄々をこね、憎まれ口を叩き、暴れ回る。 1分前の事なんて覚えていやしない。覚えてないフリもする。ほんとに憎たらしい。 半面、笑うときは二歳児みたい。泣くときは叱られた小学生。可愛くて、愛おしくて、そして切ないその姿。 世の中に闇が訪れ会わずにいた1年半、気付いた時には会話が成り立たなくなっていた。 慌てふためき心揺れ続ける兄妹。見守り、支え、手を差し伸べてくれる義姉と夫、そして介護のプロたち。 母を中心に、離れていたみんなの心が一つになる。 認知症も悪くない。こんなプレゼント、素敵すぎるよ。 そんな日々の一コマ一コマ。 ※ 短編連作方式です。 ※ 各話の内容と似たことが現実に起きていますが、登場人物や背景、展開含めフィクションです。てかこんなスムーズにいくわけがない(笑) ※ 但し、介護制度や社会制度はリアルに存在しているものを描いております。 ※ 大切な人が老い弱っていく姿、それを見守る家族の物語。親を持つ子ならほとんどの人に訪れるその時を、少しでも垣間見てもらえれば、と思います。 ※この作品は「カクヨム」様、「小説家になろう」様にも掲載しております。
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小説 185,533 位 / 185,533件 エッセイ・ノンフィクション 7,838 位 / 7,838件
文字数 25,346 最終更新日 2021.11.21 登録日 2021.11.12
平凡な家庭で育ち普通に恋をして結婚 2人の子供にも恵まれ何処にでも居る普通の暮らしをしていた衛。都会育ちの子供に自然と触れ合わせようと旅行計画をして仕事の休みを使って家族4人で車で出発した。 宿泊先までの途中昼食を取るため何処か適当に休憩を取ろうと店を探すが、見渡す限り 自然に囲まれた景色にはファミレスなど 見あたらない。衛達家族はドライブインに寄って食事をしてから高速を降りれば良かったと深く後悔をした。 宿泊先を目指せばいつか何かしら店が出てくるだろうと車を走らせた。 すると一軒カフェの様な店をみつける ここに寄ろうと車を止めて木でできたドアを開ける 中から1人の20代位の綺麗な女の子が笑顔で迎えた 衛達はここで食事が出来るかと聞くと彼女は メニュー表を手に取り席を案内した。 ホッとした家族はそこで軽食を取り トイレをすませ宿泊先までガソリンスタンドの場所などを彼女に聞くと道順を詳しく説明してくれながら子供達に「はいプレゼントお守りになるよ」と言って小さいクローバーのストラップを2人に渡していた 妻はお礼をいって車に戻る 会計を済ませようと財布を取り出すと 彼女は一冊の分厚いノートを手渡した。 「これ差し上げます。これはご家族にも 誰にも教えてはいけません。受け取って頂く代わりにお食事のお代金は頂かなくて結構です。」 そう言うと衛の背中をそっと押して外に見送った そのノートを手にした衛の身に起こった 事とは。。。
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小説 185,533 位 / 185,533件 ファンタジー 42,670 位 / 42,670件
文字数 11,222 最終更新日 2022.07.11 登録日 2022.05.05
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