大森拓也が担任をするクラスには、いじめを受けていると噂される生徒がいた。
生徒の名は吉田誠司。
拓也はそんな彼を救う為、クラスの席替えに一つの「制度」を取り入れた。
誠司の学校生活が良くなることを信じて――
文字数 5,140
最終更新日 2023.08.02
登録日 2023.08.02
ー人類は進化し過ぎたことを悔やむのかー
西暦三千五百年。
世界の文明は、科学の発達によって大きな発展を遂げた。
しかし、一向に減ることのない犯罪。
政府はついに、ある計画を実行することを決断する。
文明の発達は本当に人類の幸せに繋がるのだろうか――。
文字数 5,005
最終更新日 2023.07.28
登録日 2023.07.28
ー静かな事件は始まりの日ー
些細なきっかけでペアを組むことになった二人。
半年が過ぎた頃には「新旧ペア」の名前だけが独り歩きする程だった。
そんな中、「新旧ペア」しか知らない、静かな事件が起こる――。
文字数 4,387
最終更新日 2023.07.26
登録日 2023.07.26
ー死にゆく人を迎えに来るバスがあるー
続きが読みたいと思っていただけるような作品作りを目指しています。
妄想しながらお読みください。
文字数 5,312
最終更新日 2023.07.25
登録日 2023.07.25
【第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞 受賞作品】
【千年に一度、雨は死ぬ】
西暦二千五百年。
一年中、雨に包まれる世界。
人々は雨を原動力として、世界を発展させた。
雨は全ての命の源であり、世界は雨によって生かされている。
しかし、そんな雨にも寿命は存在する。
「神木様」
神がその姿を変えたといわれるその木は、世界中に雨をもたらす。
雨を降らす膨大な力は千年が限度とされ、神木様の寿命こそ、雨の寿命だった。
木船洸太郎は、雨の降らない世界を知らない。
新学期を迎え、幼馴染の大介と千歳、そして新しくクラスメイトとなった瑠奈とともに、洸太郎は「神木様」のある神社へと赴く。
数年振りに見た「神木様」の姿は、どこか昔と違っていた……。
雨と共に歩んだ人類の成長。
それは、『歴史は繰り返す』というレール上での進歩に過ぎなかったのだろうか――。
文字数 113,883
最終更新日 2023.07.18
登録日 2023.06.14