愛を忘れたΩに、ふたりの王子が迫る。異世界王宮オメガバース。
「私を忘れてもいい。――もう一度、俺を好きにさせる」――第一王子ラズウェル。「番? そんなもの、私が奪えばいい」――もう一人のα。貧しい下層区でひっそり暮らしていたΩ・シャラは、ある夜ラズウェルに救われる。彼はシャラを知っている。愛している。けれど、シャラには彼との記憶だけがない。さらに彼女の前には、運命さえ奪おうとするもう一人のαが現れて――。忘れたΩを巡る、二人のαの執着と溺愛。記憶と番に翻弄される異世界オメガバース。
文字数 12,753
最終更新日 2026.10.06
登録日 2026.10.06