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「リンジー!!」
彼が助けに来てくれた。そう思った。
けれど、それは私の思い違いだった。
彼に助けを求め、近付いた私は頬に激しい痛みを覚え、目の前が真っ暗になり、視界が揺れたように感じた。
いつの間にか、床に這いつくばっている。
そして、彼に殴られたのだと気付いた。
彼の傍にいる彼女は、愉悦に歪んだ表情で私を見ている。
【それでも…】の“改稿版”です。
登場人物は同じですが、物語の内容が変更されています。
*フィクションです
*R18は、物語の展開によっては必要になるかもしれないので念のため入れています。
*残酷、残虐、暴力シーン、グロテスク、不適切な内容があるので、配慮が必要になる場合があります。(って、“あらすじ”の段階で有りました。すみません。;)
*『ムーンライトノベルズ』でも投稿しています。
文字数 131,511
最終更新日 2022.06.21
登録日 2021.10.30
彼からデートに誘われた事がきっかけで付き合う事になった私と彼。
でも恋愛ドラマや恋愛小説のような甘さは無くて、周囲からも結婚して10年経った夫婦みたい。とよく言われる。
これは、そんな二人の一コマ。
私達、ほんとに付き合ってるの?
以前、“小説家になろう”で完結した〖鈍いにもほどがあるだろう……マジで〗の岬が和紀と付き合っていた頃の物語。
(以前の物に加筆修正を加えています。)
*フィクションです。
現実世界とは何の関係もありません。
文字数 2,054
最終更新日 2022.06.15
登録日 2022.06.15
やれやれ……。
また墓荒らしが出おったわ。
ここは王侯貴族が葬られた場所ではないと一目で分かる場所なのにのぅ。
文字数 1,278
最終更新日 2022.06.13
登録日 2022.06.13
好きでした。
この気持ちが届かないとわかっていても。
諦める事ができれば良かったのかもしれません。
でも…私には…無理でした。
彼女と二人、手に手を取って逃げた先で幸せに暮らせていますか?
家の為に結ばれた婚約。
けれど彼には愛した人がいました。
R18がついていますが、糖度は低いです。保険代わりというか…。
設定は緩いです。現実には無い世界の話です。
フィクションです。
文字数 5,541
最終更新日 2022.06.13
登録日 2022.05.07
「喜べ、フラン!お前の嫁ぎ先がやっと決まったぞ!」
帰宅した父が、最上の笑みを浮かべ、両手を広げて私の方に来た。
サロンに居た友人と私。嫌な予感しかしない。
友人は父を落ち着かせようと宥めながらソファーに座らせ、私は侍女が用意したカップにティーポットを傾けてお茶を注いでいる。
「なんと、あのアルベルト・ヨーゼフ・フォイエルバッハ公爵だぞ!」
興奮冷めやらぬ父。
「 … 」
お茶を注いだまま固まった私。
カップからお茶が溢れまくっている。
「へ?」
驚いた私の口から変な声が出た。
嫌な予感的中!!
アルベルト・ヨーゼフ・フォイエルバッハ公爵、御年28歳。
8年前に最愛の婚約者を事故で亡くされた。あと3ヶ月で結婚式だったという。
それ以来、一人息子である彼にの元に、喪が明けると同時に大量の縁談が持ち込まれたが、これを悉く撃墜…。付いた渾名が“撃墜王”、そして現在に至る。
あの“撃墜王”が何故…?
疑問に思うも、理由は簡単であった。“王命”である。
後日聞いた話だと、国王に呼び出された公爵閣下が、その王命を聞いた途端、室内の温度が急激に変化したらしい。
その上、公爵閣下から怒りのオーラが駄々漏れ、国王以下、場に居合わせた者達の顔色が一瞬で真っ青に染まったという…。
あー…
顔合わせの時、私…瞬殺されんじゃね?と思ったのは言うまでもない。
まぁ、その時は亡き夫の所に行けるからいっか…。(良くねぇーよ!)
私ことフランドール・アルバ伯爵令嬢、20歳(一応?)未亡人と最愛の婚約者を亡くした公爵閣下のお話。二人は無事に結婚出来るのか?(というか、ないわぁ。)
悲劇の裏にある真相とは?
*フィクションです。よくある設定のお話です。
*投稿者の他の作品で同じ名前や家名が出てきますが、使い回してたりするので、何の関係もありません。(シリーズではない)
*R18は、話の展開によっては必要かもしれないので、念の為に入れてます。
*ご都合設定なので、ザックリと細かい所はスルーして、時間潰しにでもお気軽にお読み頂けると嬉しいです。
文字数 147,705
最終更新日 2022.06.08
登録日 2022.02.04
負けです負け負け……。
タイトルを〖〇〇に負けた女〗➡〖〇〇に負けた女 ~ 〇〇どころか、運命にも負けそうです! ~〗に変更しました。
*フィクションです。現実に同じ話があったとしても無関係です。
*ご都合主義の話です。
*専業主婦、共働きの両方を非難するものではありません。
それぞれ、事情があって専業主婦だったり、共働きだったりするので。
*R18は保険です。
*作中にクズが登場しますが、胸クソ展開、ドロ沼展開が大丈夫な方のみお読み頂いた方が無難かもしれません。
という訳で、苦手な方は回避して下さい。読まれる方は自己責任でお願い致します。
文字数 15,337
最終更新日 2022.06.07
登録日 2022.05.22
子爵家次女の私には、優しすぎるぐらい優しい婚約者がいます。十人並みの見た目の私には、勿体無いほど、見目の良い、今で言うところのイケメンで、若いのに騎士団の副隊長を努める出世間違いなしと評判の方です。
けれど、私と婚約する前に思いを寄せる方が…。
R18は、念のため。
設定はゆるいです。
*本作中に薬物等に関連した文章がありますが、違法薬物等を推奨、容認している訳ではありません。
*本作中に書かれている内容によって、宗教、思想等を押し付けている訳ではありません。
*この作品は、『ムーンライトノベルズ(R18)』でも、他のペンネーム【雫喰 B】で投稿しています。
文字数 72,669
最終更新日 2022.05.29
登録日 2021.07.26
俺が願ったのは君の幸せだけだった。
如何すれば君を幸せにできるのか…。
タイムリープのお話です。
今回は、初の男主人公の物語。
(ハードル高い…。おまけに、タイムリープって、既にネタバレです。)
お暇な時にでも読んで頂ければ嬉しいです。
文字数 16,128
最終更新日 2022.05.16
登録日 2022.04.24
とある時代の、とある国、現実とは異なる次元、時間軸の物語。
フランドール王国とレーベンドルフ王国、隣り合った二つの国は約100年間領土をめぐって戦争をしていた。大きな戦いもあれば、小競り合いもあった。そんな戦いがレーベンドルフ王国の敗戦によって終えりを告げた。
和平の証として、フランドール王国のツュプレッセ王女と、レーベンドルフ王国の第一王子フランツ王子の婚約が決まった。
そして、和平条約が結ばれた後、フランドール王国にて二人の婚約式が執り行われた。
だがそれは、レーベンドルフ王国による謀略であった。
*ファンタジー系、恋愛物語です。
*『ムーンライトノベルズ』にも投稿しています。
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*フィクションです。
*R18
*残酷な描写、グロテスクな描写、その他配慮が必要な場合があります。前書きにて予告しますのでご注意ください。
*不定期投稿の為、更新スピード遅いです。(書き上げた話のストックがある時は、一日一話予約投稿します。)
文字数 42,569
最終更新日 2022.05.12
登録日 2021.09.14
王弟ヴィルヘルムが臣下に降り、公爵となった。そこから始まったライテンバッハ公爵家。その公爵家の三代目公爵の次男として生を受けた、アルフォンス・ライテンバッハ。
彼は、生まれながらに病弱であった。だが、天性の剣の才能に恵まれていた事が、彼の苦難の人生の始まりだった。
長男として生まれ、一族の期待を一身に集めた兄に疎まれ、身体が弱いばかりに、一族の中で最も立場が弱く権力すら持たされなかった所為で、三男からは見下され、侮られ、蔑まされていた。
が、その剣の才能は一族一だった。
祖父ヴィルヘルムは双剣の使い手であり、その剣技は他に肩を並べる者はいなかった。
しかし、その剣技を受け継ぐ事が出来たのはアルフォンスただ一人であった。
そして、そんな彼の理解者は、末弟のウルリッヒと妻の二人だけだった。
これは、そんな彼と家族の物語。
病弱な為に、恋も、結婚も、将来さえも諦めなければならない運命だった彼とその家族が、諦めずに足掻き続けた物語である。
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*フィクションです。
(同じ若しくは似た個人名、団体名、地名、企業名等が出ても、無関係です。)
*残虐、残酷、グロテスクetc.配慮が必要な描写、表現が入る事があります。
(前書きで予告します。)
*念のため、R18入れておきます。
*他のサイトでも何本か投稿している為、更新スピードは遅いです。
*アルファポリスでだけ、投稿している作品です。
文字数 50,900
最終更新日 2022.05.04
登録日 2021.09.05
嫌われ者の俺の呟き
『なろう』で投稿していた物を、加筆修正して投稿しました。
よろしくお願いいたします。
文字数 852
最終更新日 2021.10.04
登録日 2021.10.04
貴方は何度私に刃を突き立てるのでしょうか。
私がそれを拒めないと分かっているのに…。
*フィクションです。
『なろう』に投稿していた物を加筆修正して、投稿しました。
文字数 560
最終更新日 2021.10.02
登録日 2021.10.02
山の中にある滝壺、そこで惰眠を貪っていた竜が一匹。
その眠りを妨げた人間の女に興味を持ち、彼女の記憶を覗き見た。
本来ならば迷惑でしかない人間に関わるなど真っ平だった。筈が…。
*残酷・残虐な描写、表現、登場人物のセリフや心象等で、不適切な物が多い為、配慮が必要です。苦手な方は、全力で回避して下さい。読まれる方は自己責任でお願いします。
*フィクションです。現実でよく似た物があったとしても無関係です。
*本作品中に、残酷・残虐な描写、表現、登場人物による非人道的行為、発言等有りますが、それ等を推奨、奨励するものではありません。
*R18は、念の為に入れています。
(尚、本作品は糖度低いです。無糖に近いかも?しれません。)
文字数 10,075
最終更新日 2021.09.21
登録日 2021.09.21
【 誰ですかぁ?“猫跨ぎ‘’なんて渾名を私に付けたのは?
失礼しました。カチン!ときてつい…。いやですわ。そんなに私がその渾名を知っているのが、不思議ですか?
「 ふっ。もういいですわ。こんな無意味な事の繰り返し。出ていって差し上げますわ。
こんな私の言葉など聞きたくもないでしょうが…。
お二人の幸せを心から願っていますわ。それでは、お世話になり、ありがとうございました。」】
そう書いた手紙と私のサイン済みの離縁申請書類を執事に預け、 自室に予め纏めてあった荷物を持って私はこの邸から出て行きました。
*フィクションです。
*本作中に、人道的配慮が必要な表現等ありますので、苦手な方は全力で回避して下さい。読まれる方は自己責任でお願いします。
*【なろう】の方でも、ペンネーム・雫喰 Bで投稿しています。
文字数 7,577
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.24
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