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死後ブラックバイト、始めました。
女子高生・影森ゆらは、ある日突然、怪異事件に巻き込まれて死んだ。
……のだが、完全には死ねなかった。
目を覚ますと、見知らぬ事務所。正面には、顔だけ完璧に整っているくせに中身が終わっている男——
怪異相談屋・夜見朔夜(よみ・さくや)。
「蘇生費と、呪具の破損費。合計してこれだけね。払えないなら、ここで働いて」
こうしてゆらは、借金のカタに《夜見よろず相談事務所》で強制労働させられることになった。
業務内容は怪異相談、心霊配信の囮、現場調査、呪物の処理……そして必要なら死後の身体のまま怪異の内側へ潜ること。
時給三百円。危険手当なし。死亡中は休憩扱い。
「休憩じゃないし! 普通に死んでたし!」
怖い。痛い。もう二度と死にたくない。
こんなバイト、絶対に続けたくない。
それでもゆらが逃げ出せないのは、困っている人を放っておけないから。
そして朔夜が——どこまでも利用しているくせに——本当に取り返しのつかない瞬間だけは、必ずゆらを助けてしまうからだ。
この街には、怪異が入り込む"薄い場所"がある。
その場所に、ゆらは何度でも引き寄せられていく。
今日も配信は始まる。画面の向こうに、何かがいる。
死んでる場合じゃない——って、もう死んでるんだけど!
●ホラー×コメディ。怖くて笑えて、なぜか温かい――そしてちょっぴり切ない怪異バイト物語。
文字数 97,343
最終更新日 2026.03.31
登録日 2026.03.31
42歳、無職。ゲームだけが取り柄だった俺は、事故死のあと異世界のギルド酒場《るすと》で目を覚ました。
だがこの世界では、毎日クエストを達成できなければペナルティ。未達が続けば、待っているのは死。しかも俺の名前は消えていて、HUDには《NO NAME》と表示されていた。
戦闘力は高くない。けれど、ゲームで鍛えた仕様読み、危険察知、攻略脳だけはある。
癖の強い冒険者たち、軽口の裏で異常を見抜く受付嬢たち、そして俺を“マスター”と呼ぶ謎の補助AIルステラ。
やがて俺は、この世界が神権AIに管理され、クエストも運命も“最適化”されていることを知る。
看板は酒場、ノルマは命。
名前を失った42歳のおっさんが、ルステラと仲間たちと共に、世界のバグと管理者に抗って生き延びる異世界サバイバル譚。
文字数 208,252
最終更新日 2026.03.31
登録日 2026.03.31
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