アルファポリス文庫
明日、死にたがりの君が夏空に消えても
ふすい
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装丁イラスト
死にたがりの私に希望をくれたのは、余命わずかの君だった。
家にも学校にも居場所のないミアは、人生を終わらせるためにビルの屋上にやってきた。飛び降りようとフェンスに手をかけたとき、渉という青年に呼び止められる。高校には通わず屋上で小説を書いているという渉に誘われ、屋上通いをはじめたミア。息苦しい日々は続くものの、渉と過ごす時間に居心地のよさを感じはじめていた。しかし、死にたがりのミアを止める渉は、悲しい秘密を抱えていて――。傷だらけの二人の結末に感動!
■文庫本
■定価770円(10%税込)
■2025年05月25日発行(実際の発売日は書店、各電子ストアによって異なります)
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