アルファポリス文庫
さよなら、私の愛した世界
コタチユウ
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装丁イラスト
人生の終わりに待っていた、優しくてほろ苦いエピローグ
十六歳と三か月。それが栗原夏月の生きた時間だ。死の瞬間の記憶もないまま、夏月は思いがけずこの世に留まってしまう。そんな彼女を認識することができるのは、ただひとり、双子の姉の真柴春陽だけ。両親の離婚を機に別々の家で育った二人は、再び寄り添い、夏月が死んだ夜の謎を探ることにした。やがてかすかな足跡を辿るうち、春陽は夏月が隠してきた秘密を知ることになり――。なくした絆を取り戻す、希望と再生の物語。
■文庫本
■定価814円(10%税込)
■2025年12月31日発行(実際の発売日は書店、各電子ストアによって異なります)
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