SNOW FILMS―心象雪景―
アルファポリス

SNOW FILMS―心象雪景―

若林浩樹 / 写真
雪はこんなにも美しい――それは、静かに、柔らかく、記憶の底に降り積もる――フォトグラファー若林浩樹がファインダー越しに捉えた静謐なる心象雪景。北海道ニセコで撮影された雪をテーマとした写真集。
■単行本 ■定価3,600円 + 税 ■2003年12月10日発行
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  • TVに紹介

    NHK山梨「まるごと山梨」(2008/2/7放送)にて紹介されました!

  • 掲載写真ピックアップ(FLASHバナー)










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  • あとがきより

    はじまりはひとひらの雪


    北海道へ戻り、自然風景へカメラを向けるようになった私が

    窓の外に降る雪を見ながら思い出したのは、子供の頃のこと。

    毛糸の手袋の上に降ってきた雪の粒がきれいな結晶で

    それにしばらく見入っていたときの記憶。

    広大な雪原ばかりではなく、雪の結晶を撮りたくなりました。



    ファインダーを通して見る結晶は、透明で繊細。

    ひと冬の間、この儚い小さなものと向かい合っていたことで

    大きな風景の中にある、小さな雪景色が見えてきました。

    いままで見向きもしなかった、ただひたすら降り続く雪や

    足元に積もった雪でさえ、愛しいものに思えてきました。



    雪は白いと、ひと言で片付けてしまうのはもったいないこと。

    透明な雪は、そのときどきの空の色に染まり

    森の木々をやさしく覆い、吹き抜ける風に舞い

    そして、微かな音をたてて降り積もりながら

    見つめる人の思いまでも一緒に映しているのです。



    雪の中に佇み、降る雪を眺めるのが好きだから

    雪に包まれるのが心地よいから

    雪がこんなにも美しいことを多くの人へ伝えたいから

    これからも雪を撮り続けるつもりです。

    まだ知らない雪の表情や色彩に出合えることを期待しながら。



    若林浩樹



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