「君はいらない」と捨てられた夜、天敵の冷徹社長に「なら、俺が貰う」と拾われました。――手を出さない約束でしたが、彼の理性が限界のようです

【婚約破棄から始まる、不器用なライオン(冷徹社長)の猛烈な求愛!】

「俺の妻になるなら覚悟しろ。……もう、指一本逃がすつもりはない」


★あらすじ★

「美月は完璧すぎて、可愛げがないんだよ」

28歳の誕生日。
一流ホテルのウエディングプランナーである**相沢美月(あいざわ みつき)**は、婚約者の裏切りにより、結婚目前ですべてを失った。

雨の降る路地裏。
ヒールも折れ、心も折れてうずくまっていた美月の前に現れたのは、かつての高校時代の天敵であり、現在は勤務先の冷徹な社長――**一条蓮(いちじょう れん)**だった。

「捨て猫以下だな」

そう憎まれ口を叩きながらも、彼は泥だらけの美月を躊躇なく抱き上げ、最高級ペントハウスへと連れ帰る。

そして、彼が突きつけたのは、あまりにも強引な提案だった。

「住む場所がないなら、俺の家に来い。その代わり――俺の『婚約者』役を演じろ」

利害の一致した契約関係。

条件は「お互いに干渉しないこと」、そして「決して手を出さないこと」。

……のはずだったのに。

「髪、濡れたままだと風邪を引く」

「あんな男のために泣くな。顔が台無しだ」

同居生活で見えてきたのは、冷徹な仮面の下に隠された、不器用すぎるほどの優しさと独占欲。

美月が作った手料理を誰よりも美味しそうに食べ、元婚約者が復縁を迫ってくれば「俺の女に触れるな」と徹底的に排除する。

天敵だったはずの彼に守られ、凍っていた美月の心は次第に溶かされていく。

しかし、ある雷雨の夜。

美月が不用意に彼に触れた瞬間、一条の理性のタガが外れてしまい――。

「……手を出さない約束? 撤回だ」

「そんな無防備な顔で見つめて、何もしないでいられるほど、俺は聖人君子じゃない」

10年越しの片思いをこじらせたハイスペック社長 × 仕事熱心で恋愛に臆病なプランナー。

契約から始まった二人の関係が、本物の愛(溺愛)に変わるまで。

元婚約者への痛快な「ざまぁ」も収録した、極上の大人のシンデレラストーリー!


【登場人物】

◆相沢 美月(28)

ホテルの敏腕ウエディングプランナー。真面目でお人好しな性格が災いし、「つまらない女」と婚約破棄される。実は家事万能で、酔うと少しだけ甘えん坊になる(本人は無自覚)。

◆一条 蓮(28)

ホテルグループの社長。美貌と才覚を併せ持つが、他人に興味を示さないため「氷の貴公子」と呼ばれる。実は高校時代から美月を一途に想い続けており、彼女のこととなると冷静さを失う。
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