平行線の先で、パンを君と』

\やさしい恋、焼き上がりました。/

『平行線の先で、パンを君と』
文:さえ

「君の“好き”を、食べてもいい?」
毎朝、浜辺のベンチでパンを食べるふたり。
でも彼女は、距離を保ったままそっと笑う——

“好きになると、壊れてしまうから”

それでも彼は、手紙に想いをのせて歩き続けた。
春の光がふたりを照らしたとき、
やさしくてあたたかい恋が、そっと交わる。

パンみたいにほろっと甘くて、あたたかい。
この春、心に焼きたての恋をどうぞ。
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