夜に浮かぶ

 人間関係のいざこざで疲れながら、深夜まで終わらない仕事と格闘する日々。オフィスは決して居心地のよい環境ではないが、居続ける理由ー…。

 何かを失ったような感覚は思春期にはありがちなことだ。けれど、それは本当に一過性の何かなのだろうか?
 自身の心が分からない。
 それなのに、渇きだけが心と体を蝕んでいく。
 恋愛なんてものは分からない。
 それが何なのかも知らない。
 じゃあ、これは一体何なんだ。

 神がいるなら、教えて欲しい。


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直接的な描写は殆どありませんが、設定が設定なのでご注意ください。念のためR-18にはなっています。
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