かむづまり──朱夏の庭で君と
「陽斗…ハル、今宵よりお前は、我1人の花嫁だ」
「何、あ……あっ、やめ………ッッ!?」
はだけられた裸の胸に口付けられ、太腿を撫でる手が這い上がってきた。おぞましさに肌が粟立つが、男は構うことなく俺の身体をまさぐり続ける。
男の言うことはまったく意味不明だし、何がどうなってこうなるのかも解らない。何1つ解らないことばかりだったけれど、でも、1つだけ俺にも解ることがあった。
「我に純潔を捧げよ。贄の花嫁……」
「ひ……ひっ…いや…嫌だっ、嫌だああああッッ」
するすると着物を剥ぎ取られ、全裸を露わにされながら俺は、何も解らないなりにひとつだけ真実を悟っていた。
そう。俺は今からこの男に──『女として』犯されるんだ、と。
平凡な男子高校生『月見里陽斗』が、夏休みに訪れた親戚の『本家』で出会った謎の男。
その日から彼の身に起きる『有り得ない非日常』
訳も解らぬまま男の手で犯され、見えない結界に阻まれ閉じ込められる陽斗。
何もない平凡な日々へ帰りたい陽斗は、無力な人の手ではどうしようもない力に必死で抗い続けるが、いつしか『神』であるという謎の男とその逃れられぬ状況を受け入れ始める。
「何、あ……あっ、やめ………ッッ!?」
はだけられた裸の胸に口付けられ、太腿を撫でる手が這い上がってきた。おぞましさに肌が粟立つが、男は構うことなく俺の身体をまさぐり続ける。
男の言うことはまったく意味不明だし、何がどうなってこうなるのかも解らない。何1つ解らないことばかりだったけれど、でも、1つだけ俺にも解ることがあった。
「我に純潔を捧げよ。贄の花嫁……」
「ひ……ひっ…いや…嫌だっ、嫌だああああッッ」
するすると着物を剥ぎ取られ、全裸を露わにされながら俺は、何も解らないなりにひとつだけ真実を悟っていた。
そう。俺は今からこの男に──『女として』犯されるんだ、と。
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