私の治癒能力を当てにして他人を治すあなたに愛想が尽きました。これからはどうぞご勝手に。
ギャレットの役に立ちたかった。
治癒移行で他人のために行動するギャレットの役に立ちたくて、私も限界まで治癒能力を使い続けてきた。
だけど、ギャレットにとって私は“都合のいい女”でしかなかった。
「あなたにとって、私ってなに?」
私の問い掛けに眉をひそめるだけの彼を見て、私の中で何かが崩れ去った。
同僚の胸で涙を流したあの日、私は決めた。
自分の人生を自分のために使うと。
新たな一歩を踏み出した治癒師と治癒師に頼りきって“危険な怪我”を自分に移し続けた元婚約者の結末とは。
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2025/10/31
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