婚約破棄されたので、前世の知識で無双しますね?

「……よって、君との婚約は破棄させてもらう!」

 華やかな舞踏会の最中、婚約者である王太子アルベルト様が高らかに宣言した。
 目の前には、涙ぐみながら私を見つめる金髪碧眼の美しい令嬢。確か侯爵家の三女、リリア・フォン・クラウゼルだったかしら。

 ──あら、デジャヴ?

「……なるほど」
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