賢者オークの思索と憂鬱~オークの帝王は勇者を救って世界の在り様を問答する~

 世界のはじまりから存在する者。「ニンゲン」と呼ばれる者たちからは「オークの帝王」だの「魔王」だのと呼称されるが、我は「我」だ。それ以上でもそれ以下でもない。
 そして今日も、我の隠遁するこの辺境の洞窟に「勇者パーティ」と呼称されるニンゲンの一団がやってくる。
 我はある日、ひょんなことからそのパーティの勇者を救うが……。
 これは「ニンゲン」からオークの帝王また魔王と呼ばれ、何かといえば討伐されそうになる存在の思索と憂鬱の物語。
 ごく実験的な作品です。
 よろしかったらお付き合いくださいませ。
※小説家になろう・カクヨムにても同時連載。
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