緋の残像 伝説の殺人鬼が恋人の心の奥で蘇る
国立陸奥大学に通う大学生・高槻守人は最近、妙な悪夢に苦しめられていた。
人を殺す夢だ。
それも犯罪史に残る快楽殺人犯「赤い影」と酷似した手口で……。
ストレスのせいかと思い、可愛い理系女子大生・能代臨とつきあってみるが、悪夢は消えない。
このままでは恋人を自分の手で殺してしまうかも?
そんな不安の余り、精神神経医学の准教授・来栖晶子に相談し、心理分析を受けると、彼の中に忘れ去られた過去があると判る。
9才の頃、守人は眼前で「赤い影」の犯行を目撃していたのだ。
怖いものから逃れる為には、その怖いものになれば良い!
そんな心の安全装置が働き、守人の中に「赤い影」と似た別人格が作られているらしい。
この時、凶悪な殺人は守人の幻想内に留まらず、現実世界で頻発していた。
十年前に姿を隠し、死んだと噂される「赤い影」が帰ってきたのか?
それとも、守人の中に存在する凶悪な疑似人格が、悪夢を現実にしているのだろうか?
エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しております。
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