迷光航路 ーWind Brass in Stray Lightー
【その風は西の向こうからやってくる 番外編】空木と迷光から改題 2026/5/14
幼い頃、オーケストラの音に圧倒され、指揮者に憧れた藤崎景。
高校三年となった今、中高一貫の吹奏楽部で副部長と学生指揮を務め、最後のコンクールを控えている。
しかし今年の高等部の新入部員は例年になくレベルが高く、このままでは中学生がほぼオーディションに残れない現実が見えてきていた。
その状況を前に、景はある案を考える。
――中学と高校を分けて出場させるべきではないか。
だがそれは、部の運営を大きく揺るがす『博打』でもあった。
部長の当麻は現実的な負担とリスクから強く反対し、コンミスの白石も理解を示しながらも慎重な立場を取る。
「それは自己満足じゃない?」
仲間の一言が、景の胸に突き刺さる。
音楽と仲間、そして自分の理想。景の提案が部へと波紋を広げていく。
――高校最後のコンクールシーズンが幕を開けた。
※既存シリーズ『その風は西の向こうからやってくる』の番外編ですが単独で読めます。
幼い頃、オーケストラの音に圧倒され、指揮者に憧れた藤崎景。
高校三年となった今、中高一貫の吹奏楽部で副部長と学生指揮を務め、最後のコンクールを控えている。
しかし今年の高等部の新入部員は例年になくレベルが高く、このままでは中学生がほぼオーディションに残れない現実が見えてきていた。
その状況を前に、景はある案を考える。
――中学と高校を分けて出場させるべきではないか。
だがそれは、部の運営を大きく揺るがす『博打』でもあった。
部長の当麻は現実的な負担とリスクから強く反対し、コンミスの白石も理解を示しながらも慎重な立場を取る。
「それは自己満足じゃない?」
仲間の一言が、景の胸に突き刺さる。
音楽と仲間、そして自分の理想。景の提案が部へと波紋を広げていく。
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※既存シリーズ『その風は西の向こうからやってくる』の番外編ですが単独で読めます。
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