捨てられた不幸の令嬢は、沈む船で第一王子に拾われ婚約者となる
捨てられた令嬢レネアに与えられたのは、“不幸”の加護だった。
どこにいても事故や災厄を呼び込み、家族からも疎まれ、隔離されるように育った。
そして今、王侯貴族や大商人が集う豪華客船の中で「沈没」という最悪の結末に巻き込まれている。
恐慌に陥る人々をよそに、ただ無表情で立ち尽くすレネア。
そんな彼女の前に現れたのは、冷めた眼差しを持つ第一王子レオンハルトだった。
「お前は俺の国に来い」
「行きません」
頑なに拒む彼女に、彼は“勝負”を持ちかける。どちらの力が上かを試す、命がけの勝負を――。
不幸の令嬢と、反転の王子。
沈みゆく船の中で交わされた出会いが、やがてレネアの運命を大きく変えていく。
どこにいても事故や災厄を呼び込み、家族からも疎まれ、隔離されるように育った。
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