ワードスピリットキャンディー

2050年。

人々の間で囁かれる噂――「スピチャンキャンディー」を食べると癒されるという。

言葉に追い詰められながら生きる小宮架純は、
母の無自覚な言葉、仕事で浴びる悪意、逃げ場のない日常にすり減っていく。

そんな中、彼女の前に現れたのは、甘い香りを放つ一袋のキャンディーだった。

それは救いか、それとも――
やがて彼女は、自分の「耳」と向き合うことになる。
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