モノクロ
主人公、桜井歩は平凡な学校生活を送っていた。
容姿、学力、運動神経、創作全てにおいて満点なため男女関係なく好かれている。
そんなある日、同じクラスの季節巡に屋上に来てほしいと言われ、誰もいない屋上に向かう。
「俺…歩のことが好きなんだ、気持ち悪いって思うかもしれないけど…もしよかったら付き合ってほしい」
突然の告白。
初めは戸惑ったが、不思議とこいつとなら…と思った。
毎日楽しかった。
あの出来事が起こる前は——
「残念な話がある。季節巡が今朝、息を引き取ったそうだ」
その話を聞いてから俺の世界はモノクロになった。
巡の姿を探し、いつも行っていた桜の木の下で泣き崩れる歩。
「冬に咲く桜。見てみたいなぁ」
そう言っていた巡。
「一緒にいなきゃ意味ねぇだろ…バカかよ…」
そしてあの出来事が起きてから五年が経った。
その時起こる出来事。
それは、二人を繋ぐ大切な生命線。
切なく、でもどこか温かい天国と現実世界のラブストーリー。
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