全能の魔法使いは、長きにわたり世界を見守る。
数百年、数千年、数万年、数億年と幾度となく世界が滅びてもなお生き続けている存在であるアーダム・エヴァは、無敵にしてすべてを超越する正真正銘の人間である。彼は、世界の均衡を保ち、世界を見守り続けるものである。
そんな彼は、何百年前に何らかの問題を抱えているものたちを集って作り出した村に何百年も住んでいた。しかし、時がたつごとにその村の者たちは先祖の彼への恩など忘れて畏怖し、恐れ始めた。
そんな中、とある件がきっかけで彼と村人の間に確執を生まれたと感じたアーダムは、二人の優秀な弟子と共に村を出て行くことになった。
村を出た三人は王都へと出向き、二人の弟子を立派な人間へとするために学園へと通わせることにした。そこで、何の因果かアーダム自身も学園に、それも教師になることになった。
これは、彼が世界の均衡を保ち見守り続けると同時に、人間の生き様を見守る物語である。
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