リンゴ売りのお婆さん(たぶん絶対に義母)が、私に真っ赤なリンゴを売りつけに来たんですけど、これ、絶対に毒入ってますよね!?
伯爵家の娘であった私、エルザ・マインツは、ホール・ブランド公爵令息からプロポーズされて結婚した。
父母を失い、事実上、身寄りをなくしていた私は、喜んでブランド公爵家に嫁いだ。
ところが、義母ドミア公爵夫人の機嫌を損ねてしまった。
その結果、義母からの壮絶ないじめを受け、私は山荘で静養することになった。
そこへ、腰の折れ曲がった皺くちゃのお婆さんが、訪問販売にやって来た。
赤いリンゴがいっぱい詰まった、大きな籠をかかえて。
でも、このお婆さんーー絶対にお義母様ですよね!?
どうしても、毒リンゴを私に押し付けたいようですけどーー。
いいんですか、そんなことして。
私は許しませんよ?
結果、私とお義母さん以外、みな死んじゃったんですけど。
そんなの、自業自得ですよね?
※ざまぁ系のストーリーです。
※他サイトでも掲載しています。
父母を失い、事実上、身寄りをなくしていた私は、喜んでブランド公爵家に嫁いだ。
ところが、義母ドミア公爵夫人の機嫌を損ねてしまった。
その結果、義母からの壮絶ないじめを受け、私は山荘で静養することになった。
そこへ、腰の折れ曲がった皺くちゃのお婆さんが、訪問販売にやって来た。
赤いリンゴがいっぱい詰まった、大きな籠をかかえて。
でも、このお婆さんーー絶対にお義母様ですよね!?
どうしても、毒リンゴを私に押し付けたいようですけどーー。
いいんですか、そんなことして。
私は許しませんよ?
結果、私とお義母さん以外、みな死んじゃったんですけど。
そんなの、自業自得ですよね?
※ざまぁ系のストーリーです。
※他サイトでも掲載しています。
あなたにおすすめの小説
「銀貨三枚のことでしょう」と笑われたので、ギルドを辞めました。その後、王立会計院の監査が入ったそうです
王都の冒険者ギルド《金鹿の角》で管理官として働くイルゼは、王国の最低報酬額改定を受け、翌月から三名の職員が基準を下回ることに気づいた。
必要な増額は、一人につき銀貨三枚。
すぐに報酬表を修正すれば済む話だと思っていたイルゼだったが、上司から返ってきたのは思いもよらない言葉だった。
「銀貨三枚のことでしょう」
「そんなにすぐお金が欲しいのか」
「他にも直さなければならないところはいくらでもある」
けれど、その「他にもある問題」を一つずつ直してきたのもイルゼだった。
契約の不備、共済の加入漏れ、期限の切れた協定、誤った報酬計算。
過去の間違いを直すだけならまだいい。
これから起きる違反まで、なぜわざわざ増やそうとするのだろう。
最低報酬の是正そのものは、どうにか認めさせることができた。
それでもイルゼは、《金鹿の角》を辞めることにした。
その後、彼女は小さな管理事務所を開き、ギルドや商会の契約や帳簿を整える仕事を始める。
一方その頃、王都では別の大手ギルドを巡る問題をきっかけに、王立会計院が認可ギルドへの監査を強めていた。
そしてある日、《金鹿の角》にも監査官が訪れる。
「うちは、そこまで酷くない」
そう考えていた経営陣だったが、数年分の帳簿を調べ始めた監査官は、ある不自然な数字に目を留め――。
「北の女は泣かないんだろう?」と夫に言われたので、離縁状を置いて泣ける場所へ行きます
「北の女は泣かないんだろう?」
結婚して三年の記念日。熱を隠して夫との約束を待っていた伯爵夫人リンネアは、幼馴染の発作に呼ばれた夫に、記念日の焼き菓子まで見舞いに持っていかれた。
その言葉を背中で聞くのは、三度目。
リンネアは離縁状を書いて、下町の施療院へ向かう。
「座って。……座ってください」
そこには、二年半前の雨の夜と同じ声があった。
※夫はあとからしっかり後悔します/ハッピーエンド
※全61話・完結まで毎日更新
※カクヨム・アルファポリスに、同じ名前で掲載しています
番など、御免こうむる
「運命の番」の第一研究者であるセリカは、やんごとなき事情により獣人が暮らすルガリア国に派遣されている。
だが、来日した日から第二王子が助手を「運命の番」だと言い張り、どれだけ否定しようとも聞き入れない有様。
むしろ運命の番を引き裂く大罪人だとセリカを処刑すると言い張る始末。
無事に役目を果たし、帰国しようとするセリカたちだったが、当然のように第二王子が妨害してきて……?
※リハビリがてら、書きたいところだけ書いた話です
※設定はふんわりとしています
※ジャンルが分からなかったため、ひとまずキャラ文芸で設定しております
※小説家になろうにも投稿しております
男は裏切るけれど、お金は裏切らない ~愛されない王妃は静かに爪を研ぐ~
国王は側妃を寵愛し、予算を超える贅沢を許している。
財務卿の娘である王妃は、これまで裏で不足分を補填してきた。だが、王太子にまで悪影響が及び始めたため方針を変更する。
超過分の請求先を側妃の実家にしたところ、あっという間に破産。
そのとき国王はどう行動するのか、そして王妃の心情は――
婚約もなしで結構です
モニカには婚約を予定している幼なじみがいる。
自分の用事は言いつけるのに、こっちの約束は破る彼にうんざり。
ある日、友だちの幼なじみと出会い、彼の優しさに触れるうちに好きになっていく。
幼なじみの無神経な振る舞いに愛想を尽かして婚約をなしにするも、彼は認めないと逆ギレして――。
花瓶係の令嬢
『花瓶係』と呼ばれ、役立たず扱いされている王妃付き女官エリアーナ。
けれど王宮で騒動が起きるたび、彼女は何気ない知識で静かに真相を見抜いてしまう。
草花、工芸、古い印――誰も気にしないことを、ただ覚えていただけ。
「花瓶でいいです。目立つの、少し疲れますから」
無欲でぼんやりした令嬢が、気づけば王宮中から頼られていく、静かな宮廷お仕事譚。
旦那様から出て行ってほしいと言われたのでその通りにしたら、今になって後悔の手紙が届きました
北辺の国境を守る小さな領地、ヴァルドリア。その城館の一室で、若き領主の妻アリシアは、夫レオンハルトの言葉に静かに耳を傾けていた。
「アリシア、君にはもう少し、この城から離れてもらいたい」
レオンハルトの声は、いつものように低く、落ち着いていた。しかし、その言葉の意味は、アリシアにとってあまりにも唐突で、あまりにも冷たいものだった。
「……離れる、とはどういう意味でございますか」
「つまり、この城にいないでほしい、ということだ。しばらくの間、君には別の場所で暮らしてもらいたい」
アリシアは、ゆっくりと目を閉じた。指先がわずかに震えるのを、彼女は必死に抑えていた。この男の前で、自分が動揺している姿を見せたくなかったからだ。
私は私として生きていく
「私は私として生きていく」
あら、よく私がこの修道院にいるとお分かりになりましたね。辺境伯閣下。
ずっと君を捜していた?
ふふ、捜していたのは、この体でしょう? 本来姉が宿っているはずの。
「私は私のまま生きていく」
せっかく永らえた命ですもの。
望んでいた未来を絶たれても、誰に愛されなくても、私は私のまま精一杯生きていく。
この体で、この中身の、私は私のまま生きていく――。
この話は「私は私として生きていく」の主人公の姉の一人語りです。
「私は私のために生きていく」
まさかあなたが、この修道院に現れるとは思いませんでしたわ。元婚約者様。
元じゃない。現在(いま)も僕は君の婚約者だ?
何言っているんですか? 婚約は解消されたでしょう?
あなたが本当に愛する女性、今は女子爵となった彼女と結婚するために、伯爵令嬢だったわたくしとの婚約を解消したではないですか。お忘れになったんですか? さして過去の事でもないのに忘れたのなら記憶力に問題がありますね。
この話は「私は私のまま生きていく」の主人公と入れ替わっていた伯爵令嬢の一人語りです。「私は私~」シリーズの最終話です。
小説家になろうにも投稿しています。