「奪い合いなさい!勝ったものに麗しき私を捧げます!三國志が動き出した!」
魏・呉・蜀が覇権を競う中原の遥か南西、緑豊かな山脈に囲まれた架空の小国「翠嶺国」。だが、旅人が美景と見紛うその山々の正体は、国境に並び立ち、背中の筋肉を極限まで広げた英傑たちの「広背筋」だった!この筋肉の聖地を統べるのは、神罰レベルの美貌を持つ絶対的ヒロイン・麗蓮(れいれん)姫。彼女が放った気だるげな一言、「奪い合いなさい。勝ったものに、この麗しき私を捧げます」が中原に届いた瞬間、歴史の歯車は完全に破壊された。天下統一の野望をあっさりと投げ捨て、衣服を引きちぎり、プロテインを手に翠嶺国へと大移動を始める曹操、劉備、関羽、張飛。さらには圧倒的な肉体の「クレバス」を引っ提げて鬼神・呂布までもが参戦!しかし、彼女が下すジャッジは過酷極まるものだった。「死闘の最中に大胸筋のカットが乱れるなんて、戦闘中の対称性が甘すぎるわ。マイナス十五点」最強の英雄たちが互いの減点を嘲笑い合い、一分一厘の筋線維の美を競い合う。十万の敵軍すらポージングの風圧で消し飛ばす、前代未聞の究極マッスルシュールコメディ。
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