プロメテウスの火

 木枯らし一号が吹き、一気に冬の気配を纏った街は、クリスマスケーキやプレゼントを選ぶ人々で賑わっていた。
 ここはとある離れ小島の研究室。
 狂気のマッドサイエンティストにより最恐最悪な人工知能の完成を迎えていた。
 あとは起動し、ネットワークに繋ぐのみ。
 人工知能の名は【スフィンクス】
 平和な冬の一時に、足音もたてず一歩一歩、静かにそれは侵食し始める。

*「小説家になろう」『アルファポリス』「カクヨム」に掲載しております。
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