宵闇の魔法使いと薄明の王女



 __オレは、誰かの犠牲の上でしか存在できない国なんて、いらねぇと思ってる。
 ……だから、みんなごめん。今からこの国、ぶっ壊すわ。


 魔法使いの国、聖王国セレインストラ。
 その下町__職人街で暮らすパン職人の息子、ジルファリア=フォークスは、魔法に憧れているごく普通の少年だった。

 偶然か必然なのか__一人の少女との出会いが彼の運命を大きく変える。
 

 ひとつ、手を叩けば悪きものを祓い、
 もう一つ手を叩くと、祈りが届く__


 少年が手にした力は、人々を救うのか、果ては全てを滅ぼすのか__?


 魔法が存在する唯一の国と言われているセレインストラの秘密は?
 そして、この国の人間だけが魔法を使える理由とは?

 魔法✖︎片恋な
 ほんのり懐かしいレトロファンタジー

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