神霊列車と忘却の終着駅~記憶喪失で神霊列車に放り出されましたが、持参したおにぎりが神々に大好評だったので、無愛想な用心棒と結婚しました~

舞台は、蒸気機関の黒煙が八百万の神々の気配を覆い隠しつつある、明治・大正風の過渡期。
山奥の寂れた駅で、ふっくらした体躯におさげ髪を揺らす少女・千沙子は、霧の中から現れた異様なほどに美しい漆黒の蒸気機関車に、誘われるように足を踏み入れてしまいます。
それは、現世(うつしよ)と隠世(かくりよ)を繋ぐ、神々専用の「神霊列車」でした。
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