【完結】男爵令嬢は断罪されたい~不幸を換金していたら冷徹公爵に捕まりました~
男爵令嬢エレノアには、
誰にも言えない秘密があった。
母の形見の日記帳に、辛い出来事を綴ると――
なぜか、それがお金に換わるのだ。
継母と義妹に虐げられる日々を、
黙って日記に綴ってたエレノア。
実家を出て、誰にも頼らず生きていく決意を
固めたエレノアは、王立魔導省の文官として
働き始める。
配属された先の上司は――冷徹と噂される、
グランヴィル公爵・クロード。
素っ気ない態度のはずの彼が、なぜか、
エレノアにだけ、異常に不器用で、過保護で、
独占欲丸出しになっていく。
「なぜ、今日は早く来なかった?
気分が悪いのか? 俺が不快なのか?」
困った時ほど、なぜかタイミングよく現れて
助けてくれる室長クロード。
けれど、助けられるたびに――
不幸を数えて生きてきたエレノアは
いつしか、記されない出来事が増えていく。
冷徹な公爵の溺愛と、不器用な独占欲。
そして、不幸を数えることでしか、
自分の心を確かめられなかった少女が、
初めて知る「幸せ」の重さ。
不幸マネーは、いつしか――幸せマネーへ。
これは、数字でしか生きられなかった少女が、
本当の愛を知るまでの物語。
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