能ある酉は、ひめかくす
酉の一族の姫サキは、街で暴漢に襲われている所を一人の若者に救われた。冒険者を名乗る彼は優れた容姿の持ち主であったが、女達の誘惑に目もくれず、常に冷めた目で周囲を見る落ち着いた男だった。助けて貰った礼にと彼とその仲間達を滞在先の館に招いたサキは、精一杯歓待して尽くす。だが、良かれと思ってした事が、よもや男の独占欲を刺激して、本性を出させてしまう事になるとは思わなかった。
※十二支をモチーフにしています。
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