他人の不幸を閉じ込めた本
「その肌に刻まれるのは、逃れられぬ罪の証(あかし)」
「彼らには刻まれていたという。おぞましい魔獣の刺青が……」
獅子、シャチ、そして数多の凶暴な動物たち――。
美しくも凶悪な刺青を宿した罪人たちと、彼らを執拗に狩り続ける「黒いローブの男」。
男が抱える「分厚い本」には、世界の歪みが110の不幸な物語として綴られていた。
なぜ彼は戦うのか。なぜ彼は、あの時、友の首を絞めたのか。
一話完結形式で語られる、異形の刺青を持つ異常者たちとの死闘。
一ページ目の「獅子」が、最後の一頁「ハイエナ」へと繋がるとき、あなたは美しき絶望の真実に涙する。
「中毒性抜群の連作ダークファンタジー、ここに完結。」
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