「側妃を迎える。準備は王妃府で」そう告げた王は、二ヶ月後、王座を失いました
儀礼、寄付、夫人同士の調整、外交の細かな配慮。誰かが困る前に整える仕事は、いつも王妃府へ流れてきた。
ある朝、王は告げる。
「側妃を迎える。準備は王妃府で」
相手はすでに懐妊しているという。
入内は十日後。南の離宮を望み、王宮医の診断もまだ。
そのすべてを、王は正妃であるフレイアに任せようとした。
「そなたならうまくやってくれる」
その言葉を聞いたフレイアは、父へ手紙を書く。
――疲れました。
公爵家は娘を迎えに来た。
王は、少し休めば戻ると思っていた。側妃が来れば、王宮は明るくなるとも。
だが、王妃がいなくなった王宮は、二ヶ月ももたなかった。
茶会、寄付、外交、国境。正妃ひとりに押しつけられていた仕事が、次々と崩れていく。
そして王は知ることになる。
王妃は、王宮の欠けたところを埋めるための備品ではない。
もう、戻らない。
※初日以外は6時・17時更新となります。
毎回書類化し直筆署名、封蝋が必要なのは、この書類は誰が承認しているか、関わっているかという「正式な」手続きでもある。
それはきちんと形式化する事で責任者を明確にし、何かあった時「罪無き人」に責任を負わせないため、侍従達やその下の者達を守るためでもあるんですね。
カレルさん編読んで作者様の
「その他大勢の名も無き人達」が権力者の「何かあった時責任を押しつける役」にされないよう、彼らを守ろうとする心が伝わってきました。
権力者は都合悪い時
事実関係を有耶無耶にし、立場の弱い人達に罪を負わせ責任逃れをする。
それはいつも口頭で行われ、後になって発言を翻す事で成されるから。
カレルさんはあえて部下達に、
「逃げる権利」を与えているんだなぁと思いました。
今、王宮で一番物事がきちんと見えているのがカレルさんなのかしら🤔時にそれは苦しい立場ですね。
リーナさんの事も誰より評価していました。
普段は「立場を弁える物静かな侍女」であり、
だからこそ、王妃を守る時には一番効力の強い「形式」を突きつけ、絶対に守りきる人だとも思っているようですね。
今までは沈黙していただけ。彼女は息を潜めて牙をとぎ機会をうかがっていた。
彼女と公爵家の逆鱗にふれた王家。
だからカレルさんも自ら判断して行動❓
陛下からここまで指示されてないけど、部下達と書類を 「作り」事実を統一し
責任者を明確にし、いざ国が沈む時に正しい人達が巻き込まれないように、
権力者が自分のした事から逃げられないように。
それは深読みすると、王妃が戻らなかった時のため準備しているようにも思えました。
今までの回、書類は王妃が逃げるために作られた。
でも今回口頭での命令をあえて書類に残すことは
「誰が悪かったか」という証拠を残す作業にも見えました。「陛下の浅慮さの証拠」という。
同時に「侍従達は命令に従った」という事実を置くため。
侍従長のカレルさんは逃げられないにしても、部下さん達が無事で済むように。
明るい部屋が落ち着くといっても、それは日当たりや雰囲気。
調度品全部がキラキラしてたら逆に落ち着けない💧
陛下はそれ理解してるのかな❓
発覚して彼女と陛下が修羅場るのが楽しみです(意地悪かしら😅)
弱き立場の人達を心配し気遣ってくれる作者様の物語、毎日楽しんでます。王妃さまも無事逃げて令嬢に戻れますように❣️
うん、陛下そこからなのね💧
何故そんなに診断やら手続きやら、記録が必要なのか❓
それはね、もしかしたら普通の王族夫婦にはもっと簡略的でも可能なのかもしれないけれど、
今現在そのお腹の子が、婚外子でしかも婚約者や側妃候補ですらなく、下位貴族家の娘で、
「王妃との交渉がなかったにも関わらず、その娘には頻繁に通い、しかも医師の確認もなく、その娘がそう言うから、のみで先走って動いている陛下」のせいなのよ、と言ってあげたい。
子供が産まれればと言っているけれど、その子が貴方の血を継承してない場合、詐欺罪にも相当する可能性があるから、周囲はピリピリしてるのよ……と。
令嬢も、お花畑気どってるわりには「王妃と仲良くしたい」とか「赤ちゃん抱っこしてあげてほしい」とか計算が駄々漏れしている……お馬鹿さんかもしれないけれど、そのわりに打算とかはかなり働いているような……「産んだら育ててね」と聞こえるの私だけ❓
レーヴェの娘、と言っているけど、それ逆に子爵家の娘だけど、伯爵が父かも、とも解釈も出来て、相手によっては
「自分も不貞の子」と名乗っている、と受け取る輩もいるかもしれない……て事までは考えてないんでしょうね。
「王妃が戻る」前提で動いていて「戻ったらまた仕事させるから今のうちに休ませとく」みたいになってるけど、まず王妃が生まれた子を自分の子供並みに可愛がると信じているのがおかしい。
仮に可愛がるとしたら、自分の身体では産めなくて、王妃側が「お願いします、産んでください」と頼んだ場合だけなような❓
勝手わからないから儀典庁やら文官らに任せろ……と言ってる陛下、まさかその彼らも「王妃に丸投げしてお仕事させてた」とまでは気づいてない❓
陛下や王太后が王妃に丸投げしてるから、それに便乗して他の部署(宰相府までも)が全部、仕事を王妃に1人で負わせていたから、心と身体壊したんだよ❓
仕事してるつもりでお給料貰ってた人達が多すぎる💧
宰相府、儀典庁、文官庁❓女官長、その他諸々
多くの手で仕事が動くからたくさん確認書類必要なのであって(誰が見ても流れわかるようにね)それを1人の女性に全て負担させてたんだから、王妃が削られ、公爵家が激怒するの当たり前。
今は療養だけど、「身体壊して働けない妻」と離婚申し出書類提出されるの誰もわからない王宮の面々💦
毎回お話が更新される度にクククwと笑いが止まりません
そして皆様の長文の感想の多い事
それだけ心を掴んでいらっしゃる作品
一つ一つ返信は大変だと思いますが、それも楽しみの一つです
他の作品で感想は読みますが全部読むことはあまりありません
でもこの作品は本文も感想も返信も全て読んでいます
二月後の退位が楽しみで楽しみで仕方ない、そして周りの役付きがどう変化して嘆き苦しむか(先に自分の身だろうな)そして王妃に感謝とどう詫びるのか
ワクワクしています(長文失礼しました)
側妃候補さん…本当に国王陛下の子がいても良い気がしてきた。定番の無能わがままではなくて、有能な野心家男児で生まれてきて、30年後ぐらいに新王朝打倒を目論んでほしいね。
侍従長…普段から主人公を補佐して文書化の基点になってれば良じゃったのにね。
主人公…かわいそうだと思って善意で他人の仕事を取るとこうなります。封建社会は身分によるワークシェアリングであることを忘れずに。最初から官僚機構を指揮命令する事だけを考えていればよかったと思うよ。
>21
記録はお言葉だけで動かない。
カレル氏の発言は真理だな。
口頭だけで動けるのなら公文書や公正証書、条約批准文書など必要なくなる。
況してや「王の子」に関する事を「本人がそう言っている」「私の子で間違いない」と口頭で動かせば前例となって後落胤と僭称する一個分隊ぐらいは発生するし、天一坊事件の再来となる。
さて、側妃に対する宮廷医の診断で何が起こるのやら。
>はい、序の口です。
書類、記録の安定性無視の国王、年齢一桁の女児以下の性知識しか持ち合わせていない二五歳の側妃、この二人の現時点での暴れぶりで政権が二ヶ月持つのか?
側妃の性知識は、赤ん坊は「コウノトリが運んでくる」「キャベツ畑やレタス畑で生える」以下の知識だぞ。
現実の小学校低学年の女児でも正確な知識を持ってるだろうよ。
その上、国王は側妃の貧弱な性知識に何の疑問も抱いていない阿呆だ。
二ヶ月の政権維持はブルーインパルスのアクロバット飛行以上の難易度だろうな。
変に無駄な部分で異才を発揮しているよな。
時代劇なら確実に数日で「押込」が起きているだろうな。
素朴な疑問です。
国王は王妃との閨は“一度も”なかったのでしょうか?それとも、最初の一年だけは何度かあった?
いつまで、どの程度の関係があったのか…詳細書いてありましたっけ?読み飛ばししてしまってますかね?orあえて伏せていますか?
妊娠20週前後(妊娠5ヶ月相当)時の初の胎動でさえ「お腹(腸)動いた?空気溜まってた?」ですよね〜。
すでに(想像とはいえ)動いたと感じたなら、それは…お腹が空いてるか、非常にお腹の調子が悪いかです。
良かったね!明日には王宮のお医者様がお腹が動いた原因を教えてくれるよ(笑)。
妊娠3ヶ月?じゃ胎動は感じないぞ。5ヶ月の間違いじゃないか?
侍従長が以外に出来る人だった割にこれまで王妃に甘えてきてたのが残念でならない。みんな出来る人たちだったんだよね。王妃が全部引き受けるまでは。
と考えると、どっちに非があったのか微妙なところ。ただ一つ言えるのは、王が能無しの猿だったってこと。
側妃の妊娠が本当かどうかも怪しくなってきたな。続きが楽しみ!
うーん…子爵家の娘、本当に妊娠中ですか?と疑いたくなってしまいます。
三月程と言うお腹の子…そんなに動くの?まぁそれは人によって違うかぁ。
私が鈍いからか、自分はお腹の大きさが目立つようになってから胎動に気がついたんですよね。初めての妊娠でも、その小さな変化に気づくあたりきっと彼女は繊細なのね。
しかし王様の盲目ぶりには呆れます。ここにきてまだ王宮の医師の診察を「必要か?」なんて言ってますし、あの娘が言うから俺の子だ発言。えっ?そこは確かめ必要でしょう。
貴族もですが、王族なら尚のこと大事です。
でも私はまだ疑ってますよ。いいですか王様!これだけ多くの人を振り回して、王妃の心も体も疲弊させたのに、もしも子供居なかったとか論外ですからね。
とまぁポンコツの王様にちょいと文句を言いたくなったおばちゃんなのでした。
この手の話を読む度に思う。主人公さんが来るまではどうしてたんだよ?と。
何の為に、お高い給金で雇ってるんだっつーの。
給料泥棒も甚だしいわ。脳内お花畑が根腐れしてる陛下だけじゃなくて、職務怠慢な上に王妃の所有物まで持ち出す泥棒臣下もバッサリやっちゃって下さい。
妊娠=胎動があるみたいウフッ❤️な女性なんですね。
イライラ展開でしたが、フレイアの実家のシゴデキとタイトルで安堵してます。
王妃不在だと2カ月保たなかったって……。どんだけ無能?
前作「愛することはない」の夫は、自分の血を引く子どもがいても、後継者にもできず自分の未来も綱渡りで終わりましたが、今回は「王座を失う」んですね。天国から地獄への片道切符を手に側妃という泥舟に乗ったお馬鹿さん。本当にウケる(笑)
何だか、フレイアさんを見ていると、王家や諸々に洗脳されて、王宮という豪華な牢獄に監禁された、限界社畜に見えてきてしまいました💧
だから、まず執務の事を考えてしまう。
確かに王妃は重要な執務あります。でも、国王がせっせと愛人のもとに通い、王妃に丸投げしているというのに周囲は何も言わない……どころか便乗してさらに丸投げ。
王宮にマトモな官吏はいないのかしら❓とつい思ってしまいました。
陛下ターン未読ですがw
今は怒りを貯めこんでおりますw
むしろ、よくこんな状態で2ヶ月も持ちますね。どれだけフレイアさんが「王妃としてきちんとしていた」のかがわかりますwww
フレイアさんがきちんと執務してくれてたおかげで2ヶ月もったのでは❓という疑惑アリ😅💦
まぁ、前王も似た感じだったようなので、継承権のある人だけがこんな感じなんでしょうね……お気の毒に(マトモな国民と、マトモな貴族の方々へ)
親子って、悪い部分がよく似ますよね。
陛下の悪態の言葉、ブーメランできちんと戻ってきそう🪃(笑)
儀典長も典礼官もそのために俸禄をもらっている…その通り…
でもここはちゃんと言葉にせねばなりますまい…そして案をもってこいと…命令を出しましょう!
当然そのための官僚なんだからあらゆるケースを想定していなければなりません。
王妃が崩れてからの時間を考えれば、即座に複数の案とそのリスク分析結果を出して当然ですね。
決断を王太后に回すのは筋違いだけど。
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