44 / 50
第五章 体乗っ取られちゃった⭐︎
???のはなし②
しおりを挟む
幼い頃は、ギルフォード様とも親密に過ごしていた。
彼は、王太子というプレッシャーを感じながらも、周囲の期待に負けないように日々努力を重ねていた。
彼の婚約者として選ばれた僕は、彼のことを婚約者という立場での関係だったのが、次第に心を奪われ、自分も彼を支えられるように努力を重ねた。
そんな僕を彼は誉めてくれたし、母様も父様も誇らしげにしていた。
男性どうしの結婚、妊娠が可能になった現在では、僕のように王太子の婚約者が男性ということも珍しくないことだけど、古くからの習わしに執着している貴族からは「男性を妃にするなんて、、、」という声が多く上がった。中には嫌がらせをしてくる人も、、、
それでも僕は、王太子の婚約者として妃教育も、マナー指導も、一般教養も、全て怠らず努力した。
それは、僕のことを悪くいうもの達に対しての反抗でもあったけど、何より彼の婚約者として恥を描くわけにはいかなかったから。
僕の努力が少しずつ認められていって。学園生活も順調だった。
大きな問題ごともなく、幸せに緩やかに日々が流れていく。
そんなある日、あいつがやってきたんだ。
憎たらしいあいつが。
彼は、王太子というプレッシャーを感じながらも、周囲の期待に負けないように日々努力を重ねていた。
彼の婚約者として選ばれた僕は、彼のことを婚約者という立場での関係だったのが、次第に心を奪われ、自分も彼を支えられるように努力を重ねた。
そんな僕を彼は誉めてくれたし、母様も父様も誇らしげにしていた。
男性どうしの結婚、妊娠が可能になった現在では、僕のように王太子の婚約者が男性ということも珍しくないことだけど、古くからの習わしに執着している貴族からは「男性を妃にするなんて、、、」という声が多く上がった。中には嫌がらせをしてくる人も、、、
それでも僕は、王太子の婚約者として妃教育も、マナー指導も、一般教養も、全て怠らず努力した。
それは、僕のことを悪くいうもの達に対しての反抗でもあったけど、何より彼の婚約者として恥を描くわけにはいかなかったから。
僕の努力が少しずつ認められていって。学園生活も順調だった。
大きな問題ごともなく、幸せに緩やかに日々が流れていく。
そんなある日、あいつがやってきたんだ。
憎たらしいあいつが。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,529
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる