「家政婦以下」と言われた39歳主婦、婚約破棄された令嬢になったので遠慮なく言い返します 〜ついでに向こうの夫にも言い返させます〜
「お前さ、家政婦以下だよな」
結婚十五年。夫と姑に言いたいことを全部飲み込んできた主婦・杉本朋子(39)は、ある夜、台所で倒れた。
目を覚ますと、そこは異世界の伯爵家。朋子が入っていたのは、十八歳の令嬢ロザリーの体だった。
流れ込んできたのは、ロザリーの最後の記憶。夜会の真ん中で、婚約者の公爵令息に嘘の罪を着せられ、婚約を破棄された。誰ひとり庇ってくれなかった。そしてその夜、ロザリーは自ら命を絶とうとした――。
なのに公爵家から届いた手紙には、こう書かれていた。
「同情を引くための狂言であろう。名誉を傷つけた詫びとして、領地の採掘権を差し出されたし」
……ふざけないで。
十五年、何を言われても我慢してきた。でも、これだけは飲み込まない。
嘘泣きの浮気相手には日時と証拠を。見栄っ張りの公爵夫人には、姑歴十五年の切り返しを。この子をここまで追い詰めた全員に、遠慮なく言い返してやる。
その反撃に、笑わないはずの皮肉屋の宰相補佐アルベールまで、なぜか目を離せなくなって――。
結婚十五年。夫と姑に言いたいことを全部飲み込んできた主婦・杉本朋子(39)は、ある夜、台所で倒れた。
目を覚ますと、そこは異世界の伯爵家。朋子が入っていたのは、十八歳の令嬢ロザリーの体だった。
流れ込んできたのは、ロザリーの最後の記憶。夜会の真ん中で、婚約者の公爵令息に嘘の罪を着せられ、婚約を破棄された。誰ひとり庇ってくれなかった。そしてその夜、ロザリーは自ら命を絶とうとした――。
なのに公爵家から届いた手紙には、こう書かれていた。
「同情を引くための狂言であろう。名誉を傷つけた詫びとして、領地の採掘権を差し出されたし」
……ふざけないで。
十五年、何を言われても我慢してきた。でも、これだけは飲み込まない。
嘘泣きの浮気相手には日時と証拠を。見栄っ張りの公爵夫人には、姑歴十五年の切り返しを。この子をここまで追い詰めた全員に、遠慮なく言い返してやる。
その反撃に、笑わないはずの皮肉屋の宰相補佐アルベールまで、なぜか目を離せなくなって――。
あなたにおすすめの小説
時は戻ったけど、もう疲れたので全て傍観します。
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したオリヴィア・ヴァーミリオン。
一度目の人生では破滅回避に奔走するも虚しく断罪された彼女は、時間が転生時点に戻った二度目の人生で、全てを諦めていた。
もう疲れた。どうせ無駄なら、せめて断罪の日まで穏やかに眠って過ごしたい──そう願い、積極的に引きこもり傍観を決め込むオリヴィア。
だが、一周目では冷淡だったはずの婚約者・セドリック王子が、なぜか彼女に献身的な優しさを見せ、「今度こそ、私が君を守る」と誓うのだ。
運命に抗う気力さえ失った令嬢が、思いがけない波乱に巻き込まれていく。全てを諦めたはずの人生で、彼女を待ち受ける未来とは──
従姉が私の元婚約者と結婚するそうですが、その日に私も結婚します。既に招待状の返事も届いているのですが、どうなっているのでしょう?
シーグリッド・オングストレームは人生の一大イベントを目前にして、その準備におわれて忙しくしていた。
そんな時に従姉から、結婚式の招待状が届いたのだが疲れきったシーグリッドは、それを一度に理解するのが難しかった。
そんな中で、元婚約者が従姉と結婚することになったことを知って、シーグリッドだけが従姉のことを心から心配していた。
一方の従姉は、年下のシーグリッドが先に結婚するのに焦っていたようで……。
【完結】王子は聖女と結婚するらしい。私が聖女であることは一生知らないままで
「聖女と結婚するんだ」──私の婚約者だった王子は、そう言って私を追い払った。でも、その「聖女」、私のことなのだけど。
※王国は滅びます。
だってお義姉様が
『だってお義姉様が…… 』『いつもお屋敷でお義姉様にいじめられているの!』と言って、高位貴族令息達に助けを求めて来た可憐な伯爵令嬢。
ところが正義感あふれる彼らが、その意地悪な義姉に会いに行ってみると……
他サイトでも掲載中。
婚約者を追いかけるのはやめました
公爵令嬢クレアは婚約者に振り向いて欲しかった。だから頑張って可愛くなれるように努力した。
しかし、きつい縦巻きロール、ゴリゴリに巻いた髪、匂いの強い香水、婚約者に愛されたいがためにやったことは、全て侍女たちが嘘をついてクロアにやらせていることだった。
でも前世の記憶を取り戻した今は違う。髪もメイクもそのままで十分。今さら手のひら返しをしてきた婚約者にももう興味ありません。
【完結】精神的に弱い幼馴染を優先する婚約者を捨てたら、彼の兄と結婚することになりました
侯爵令嬢アメリアの婚約者であるミュスカーは、幼馴染みであるリリィばかりを優先する。
リリィは繊細だから僕が支えてあげないといけないのだと、誇らしそうに。
結婚を間近に控え、アメリアは不安だった。
指輪選びや衣装決めにはじまり、結婚に関する大事な話し合いの全てにおいて、ミュスカーはリリィの呼び出しに応じて行ってしまう。
そんな彼を見続けて、とうとうアメリアは彼との結婚生活を諦めた。
けれど正式に婚約の解消を求めてミュスカーの父親に相談すると、少し時間をくれと言って保留にされてしまう。
仕方なく保留を承知した一ヵ月後、国外視察で家を空けていたミュスカーの兄、アーロンが帰ってきてアメリアにこう告げた。
「必ず幸せにすると約束する。どうか俺と結婚して欲しい」
ずっと好きで、けれど他に好きな女性がいるからと諦めていたアーロンからの告白に、アメリアは戸惑いながらも頷くことしか出来なかった。
【完結】妹に婚約者を譲れと言われたので、ついでに伯爵家の借金をお父様にお返ししました。
亡き母の商会を継ぎ、伯爵家を支えてきたエレナ。
ところが妹に婚約者を奪われ、父からは身を引くよう命じられる。
「承知いたしました。では、貸付金のご返済もお願いいたします」
娘を追い出しても、お金は残るとお思いでしたの?
契約書を手に家族へ別れを告げた令嬢が、仕事も恋も自分で選ぶ、短編ざまあストーリー。
ログインすると感想の投稿ができます。