群瞬歌
物語の舞台は、大阪府の北東部にある「大里市」が舞台です。
大里市は過去に行った、大規模な移住推奨キャンペーンの影響で、関西弁が主流の大阪府であるのにも関わらず、標準語を話す人間が多く存在する、少し変わった街です。
そんな大里市に住む男子高校生【宮 桜(みや さくら)】は、高校で男子テニス部に所属しながら、料亭【山風】でアルバイトに勤しむ日々を過ごしています。
【山風】には宮を除いて、同じ高校に通う同級生の五人が在籍しています。同じ男子テニス部に所属する茶髪の少しチャラついた見た目の【松葉 守友(まつば まゆ)】、男子バスケットボール部のエースで心身ともに完璧な【天津 京(あまつ きょう)】、見た目だけはヤンキーの純情・天然な女子テニス部のエース【川崎 忍(かわさき しのぶ)】、学校一の変わり者でどこか古めかしいセンスを持つ女子テニス部【山羽 蒼(やまは あおい)】、女子バスケットボールのエースでキツイ関西弁・強気な口調の見た目だけはクール系【本田 双葉(ほんだ ふたば)】の五人です。宮はこの五人と共に、男女の壁を越えた関係を築き、刺激はないけども、落ち着いた楽しい毎日を送っていました。
アルバイトを始めて、一年ほど経った高校二年生の四月、バイトが終わった後に店長と女将さんに呼び出されます。呼び出された理由は、このまま七月まで売り上げが悪ければ、経営権を親グループに明け渡すことになると伝えるためでした。
何もせず、このまま経営権を譲渡するのは、納得できないと考えた宮たち六人は、何とかして売り上げを改善し、経営権の譲渡を阻止しようと考えます。
高校生の自分たちでもできることを考え、話し合いますが、中々上手くいきません。上手くいかず悩みながらも、彼ら・彼女らは高校生として、部活や体育祭といった当たり前の日常を過ごしていかなければなりません。
宮たち【山風】のメンバーは高校生としての日常を問題なく過ごしつつ、【山風】の売り上げを改善し、経営権の譲渡を阻止できるのか? 大人の世界に踏み込む一歩手前である、高校生ならではの明るさ・苦悩・若々しさを是非とも、お楽しみください。
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