やり直しは嫌なので、全力で拒否します!
全知全能と言われる預言の書『カンタレラ』を崇める、強大な帝国アテナシエア。
そのアテナシエアの皇帝リュゼの妻、フィロニアは夫の手により死を賜った 。ただひとつ、リュゼの寵愛を深く受ける愛妾ミアより先に妻となった罪で。
その生涯は、ただ夫リュゼのためによき妻でありよき母であろうと務めた日々であったと伝えられている…が、実は、
「馬鹿馬鹿しい!次は絶対悪役になってやる!恋敵?いびり倒してやるわよ!死を賜ったら?返り討ちにしてやるわよ!」
と固く誓って死んでいったのだった。
19世紀終わり~20世紀初頭西洋風の世界で、やり直しすることになった元・王妃と、ブレーキ役を図らずもすることになる義弟の少々風変わりな冒険物語です。
いままでの着地点とは少しだけ?変化をつけたいなと思って書きはじめましたが、まあ、こちらもよくあるお話です。
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「馬鹿馬鹿しい!次は絶対悪役になってやる!恋敵?いびり倒してやるわよ!死を賜ったら?返り討ちにしてやるわよ!」
と固く誓って死んでいったのだった。
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お邪魔しております。始めの一手、まで拝読しました。
この主人公さん、そして弟さん、好きですね。
お二人の関係性も性格も、すごく気に入っています。
この回の終盤で、何かを閃いたみたいですね。
それが何なのか……。今から、明日の拝読できる時間が楽しみです(待ち遠しいです)。
感想、ありがとうございます。リアムとフィオラ、子供時代が書いていて楽しかった作品でもあります。楽しんでいただけたら幸いです。
リアム(リュゼ)はあれほど虐げたフィロニアに付き纏いまた手に掛けようとしているのですか?
自分達が殺されたのは自業自得なのでは?フィロニアに育てられた息子達がフィロニアの復讐を果たしただけで、逆恨みにも程がある。
愚王と阿婆擦れ二人で地獄の底に沈めばよかったのに。
読んでいただきありがとうございます!
阿婆擦れ男爵令嬢(ミア)に関しては、ガッツリ地獄ゆきにするつもりで。どこがいいですかねえ、生臭くて泣き叫んでも帰ってこれない、マグロ漁船か蟹工船が好きなんですが、山中の飯場もいいですかねえ。でもフィロニアの苦しみに匹敵するほど苦しんでもらわないと……なりませんからねえ。
リアム(リュゼ)がフィロニアをおいかけて転生してきた理由を、男爵令嬢もフィオラも知りません。愚王なりの心境というものも、これから書いてゆく予定ですが。その過程で、まだまだ辛酸を嘗めさせられ、苦しんで頂く所存で。
皇女さまに気に入られ、カンタレラらしき本を手にした転生令嬢、完結まであと少し、楽しんでいただけたら幸いです。
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