暁に触れる。【婚約破棄を“させた側”と王子の物語】

善悪反転。よくある婚約破棄モノのようで、全く異なる物語。

★★★

公爵令嬢エレナは、婚約者の第三王子アルクから突然の婚約破棄を告げられる。
「真実の愛を見つけた」と彼が手を取ったのは、男爵令嬢リリアナ。
エレナは、リリアナが純真無垢を装いアルクを誑かした悪女であると訴えるが、アルクは聞く耳を持たない。

……実際、リリアナは悪女どころか――敵国から送り込まれた潜入者だった。
リリアナの目的は、アルクの魂を暗黒神に捧げること。

これは孤独な王子と、彼を偽りの愛で騙す悪女の物語。
嘘と嘘が触れ合う時、そこに真実が生まれる。

★★★

※本作品は創作サイト、複数小説投稿サイトに掲載しています。
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