婚約破棄されて捨てられた私が、王子の隣で微笑むまで ~いえ、もうあなたは眼中にありません~
「君には魅力がない。だから、婚約はなかったことに」
そう言って私を捨てたのは、騎士のエドガー。
私は町に出て、孤児院を支援する活動を始めました。
そのとき――私のがんばりに気づいてくれた人がいたの。
やさしくて、頼もしくて、国中の人から愛されている第二王子。
「君の笑顔が、世界で一番好きだよ」
一方で、セシリアを捨てた元婚約者は、公爵令嬢に貢がされ、借金地獄へ転落。
やがて、王子に愛されるセシリアと再会し――
そう言って私を捨てたのは、騎士のエドガー。
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そのとき――私のがんばりに気づいてくれた人がいたの。
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