遺小説

主人公の「私」(太田)と幼馴染の保井、両家の祖先は相模の地・幸田村の草分けであり、現代を生きる二人もかつては一目置く仲であった。だが保井はなぜか400年以上も前の先祖の所業に固執、「私」を大いに翻弄する。物語は過去と現代のエピソードを交互に披露しながら、次第に保井の苦悩を明らかにしていく。息をひそめながらそれを見つめ続けた読者を最後に待つのは、意外なことに「私」自身の秘密の暴露であった。
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