【再改稿版】骨の十字架
叔父大好きヒロイン(二〇歳無職)とヴードゥーの精霊バロン・サムディ、男子高校生(金髪)とちびっこデュラハン、大食い男子大学生(眼鏡)と喋るカラスが、中高生ばかりを狙う殺人ピエロの化け物に立ち向かう物語。
K県磨陣(まじん)市では、健康状態に何ら問題のない中高生が、睡眠中に突然悲鳴を上げたり苦しみ出し、そのまま死に至るという不可解な出来事が多発していた。
「その身に危険が迫ったら、サムディを呼び出すんだ」
最愛の叔父・綾鷹(あやたか)がそう言い残して自分の元を去ってから、道脇茶織(みちわきさおり)は不貞腐れていた。
手元に残されたのは、綾鷹が所持していた、何かの骨で作られた十字架。嘘か真か、ヴードゥーの精霊バロン・サムディを召喚出来るのだという。
ある日茶織は、カフェで不気味なピエロを目撃する。幻覚かと思いきや、ピエロは帰宅した茶織の前にも現れ、襲い掛かってきた。
茶織の声に応えるように現れたのは、夜の闇のように黒いボロボロの山高帽と燕尾服を纏い、皺が刻まれた真っ白な顔にサングラスを掛け、杖を手にした男──バロン・サムディだった……。
※暴力・残酷描写あり。
※他投稿サイトでも公開しております。
※矛盾点や誤字脱字、その他変更すべきだと判断した部分は、気付き次第予告・報告なく修正しますのでご了承ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考文献(敬称略)
佐藤文則『ダンシング・ヴードゥー ハイチを彩る精霊たち』(凱風社)
檀原照和『ヴードゥー大全 アフロ民俗の世界』(夏目書房)
K県磨陣(まじん)市では、健康状態に何ら問題のない中高生が、睡眠中に突然悲鳴を上げたり苦しみ出し、そのまま死に至るという不可解な出来事が多発していた。
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※矛盾点や誤字脱字、その他変更すべきだと判断した部分は、気付き次第予告・報告なく修正しますのでご了承ください。
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