身代わり王女は、死ぬまでに引退したい

 前略、お母様。

 ご機嫌いかがですか。
 私はたいそう不機嫌です。

 今日もお城は慌ただしく、ただの身代わりであるはずの私に、お仕事が山ほど降りかかってきます。あげく、暗殺者からラブレターまで届く始末です。私は一体、いつ引退できるのでしょうか?
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