滅亡寸前! 弱小国の軟弱王子は、大国の王女(最強剣士)に一騎討ちを申し出る

 
 弱小の小国、クエイサー王国は、中堅勢力であるカノープス王国に攻められ滅亡の危機に瀕していた。

 その第三王子であるハインは臆病で、すぐに戦場を放棄して逃げてしまう困った王子。

 ある夜、国王と二人の兄が密談していた。

 それは、これ以上国民を苦しませない為には、王族である自分達が投降し、降伏するしかないかも知れない。

 国民は救えるだろうが、自分達は斬首。
 それを聴いてしまったハインは翌日、国を捨て逃亡した。

 兄達は激高したが、父である国王はただ諦めるだけだった。

 彼は確かに逃亡したのかも知れない。

 しかし、彼が向かった先は世界一の大国ラティノス。

 そこには世界最強の剣士がいる。
 彼は最後に、その剣士へと決闘を申し込み、そこを自らの死に場所に選んだのだ。

 その理由は、その最強の剣士が―――女の子だったから。
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