366日


ねえ、タカ君。

私はもう存在していないって知っている?

私が「人間」じゃなくて、神様の子どもだってことを。


あなたと会えた日から、いつも思ってた。

いつかこうなる日が来るだろうな、って。

いつか、今日という日が無くなるんだろうな、——って。


何もなかったことにはしたくないんだ。

あなたと出会えたことを、なかったことにはしたくなかった。

でも、もう行かなくちゃいけない。

星が降るのを止めなくちゃいけない。

きっと、もう、間に合わない。


だけど——



あなたと過ごせた日々のことを、世界に置いていくことはできない。

私は最初からどこにもいなかった。

それが「運命」なら、私たちが立ち止まれる場所は、もうどこにも残っていない。

たとえ抗うことができない時間が、明日の世界に続いているとしても、きっといつか、あなたと再会できる日が来ることを願っている。

失われた記憶の底で、いつか、雨が止む日が訪れたとしても。
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