人畜無害な婚約者が、浮気相手の殺害を計画していると知ってしまった
「何度もごめん。……結婚を延期して欲しいんだ」
男爵家の一人娘パトリシアは家業の出版社を継ぐため、大学卒業と同時に婿取りをする予定だった。
しかし同窓生でもあった婚約者のルーファスからは、多忙を理由に入社後も何度も式の予定を延期させられている。
そのたびパトリシアは、仕方ないと自分を納得させて受け入れてきた。
実際、彼は新部門の小説出版の仕事も任され、特に彼が担当する作家アンジェリカの、激甘なロマンス小説は大ヒット。パトリシアもすぐファンになったからだ。
けれどもパトリシアはある日、「アンジェリカを殺すしかない」というルーファスの走り書きを見付けてしまう。
人畜無害そうな婚約者が、何故か殺人を企てている!
このまま結婚か、はたまた婚約破棄か、それとも殺人が先なのか。
調査を決意したパトリシアの前に、ルーファスがアンジェリカと浮気をしている疑いが現れて……?
この話は他サイトにも掲載しています。
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